Nokiaは2月6日(エスポー)、Wavence製品ファミリーの最新製品であるUBT-m XPを発表した。
　この製品は、密集した都市部とルーラルエリアの両方でモバイル事業者や企業のプレミアムカバレッジをサポートするように設計されている。Nokiaの最新のE-Band無線機は、小型軽量のフォームファクタを持つ大容量の屋外ユニットで、市場で入手可能な最高の送信電力を備えており、都市部のマイクロ波輸送アプリケーションに最適だ。

　また、Nokiaは業界初となるNokia SteadEbandも発表した。このアンテナは、タワーの振動や熱影響による移動など、E-Bandの一般的な問題に対処するための安定化された3フィート（約3.5メートル）のアンテナだ。UBT-m XPと組み合わせることで、通常のE-Bandリンクの距離を最大50%伸ばすことができ、モバイル事業者がマルチギガビット5G接続を顧客に提供できるよう支援するという。
　Nokiaは「これらの新製品は、Wavenceポートフォリオのエネルギー効率だけでなく、リンク距離の改善に関するすべてのユースケースに対応している」と説明している。