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パンドウイット取締役会、次期CEOにShannon McDanielを指名

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デニス・ルノー⽒、2021年12⽉31⽇付で退任へ

 Panduitは12月7日(ティンリー・パーク)、同社の取締役会が2022年1月1日付でシャノン・マクダニエル(Shannon McDaniel)氏を次期CEO兼社長に任命したことを発表した。現在、同社の最高財務責任者を務めるマクダニエル氏は、2021年末に退任する現CEO兼社長のデニス・ルノー(Dennis Renaud)氏の後任となる。(本抄訳は12月13日に日本法人が発表)

 Panduitのアンドリュー・ケーブニー(Andrew Caveney)取締役会長は「マクダニエル氏は、結果を重視するリーダーとして、商業的・財務的なバックグラウンドを活かした協調的な考え方を職務に活かし、同時にPanduitの力を活用して会社を前進させる」と述べ、「氏は従業員からの信頼も築いており、取締役会は、その深い業界知識と鋭いビジネスセンスを活かしてPanduitをリードしてくれると確信している」とコメントを出している。

 ケーブニー会長は、マクダニエル氏が理想的なタイミングでCEOの役割を引き継ぐことになったとし、「当社の長期的な投資方針、優秀な従業員、機動的なビジネス・プロセスにより、不況の中でもビジネスの勢いを維持することができた」と述べ、「デジタル経済、ゼロ・カーボン・エミッションの推進、電子化のトレンドは、我々の市場に大きな影響を与えている。Panduitは、新しい技術がデータセンタ、企業、産業用事業を変革する中で、技術的な課題を解決するために、当社の問題解決の考え方を適用できる立場にある」とコメントを出している。

 マクダニエル氏は「パンドウイットのCEOを務め、会社を次の成長段階に導く機会を得たことに感激している」と述べ、「当社には、優れた戦略、大変優秀で献身的な従業員、そしてお客様のために価値を創造することを常に考えている革新的な文化がある。当社の将来と目の前にあるチャンスにとても期待している」とコメントを出している。

 マクダニエル氏は、30年以上のキャリアの中で、様々なリーダーシップを発揮してきた。PanduitのCFOに就任前は、イートン・コーポレーションに14年間在籍し、EMEA電気事業の財務担当ディレクターやアメリカのシステム・サービスグループの財務担当バイス・プレジデント等、グローバルな財務面でのリーダーシップを発揮してきた。マクダニエル氏は、北イリノイ大学で会計学の学士号を取得している。

 ルノー氏は退職後、2022年の第1四半期まで顧問として経営陣をサポートする。

 ルノー氏は、「Panduit社で10年間、最後の4年間はCEOとして貢献できたことは、個人的にも職業的にも大変光栄なことだった。Panduit社の革新、品質、サービス、そして継続的な改善という他に類を見ない伝統が、当社のビジネスの成長を支えてきた」と述べ、「私は在任期間中、Panduitの社員が一体感、包容力、変化、そして革新的な卓越性への意欲を体現してきたことを誇りに思っている。マクダニエル氏をはじめとするリーダーシップ・チームと優秀な従業員のおかげで、会社は経験と能力に恵まれている」とコメントを出している。

 ケーブニー会長は、「ルノー氏がPanduitの成功に貢献してくれたことに感謝している。氏はそのキャリアを通じて、フォーカスを備え常に革新的であるよう我々チームを牽引してきた」と述べ、「氏は、当社のダイバーシティ&インクルージョンプログラムを熱心にサポートし、80/20の原則の使用を推進するなど、当社の文化に多大な影響を与えてきた。そして、この未曾有の時代に、従業員と顧客を第一に考え、透明性を持って業務を遂行し、素晴らしいリーダーシップを発揮した」とコメントを出している。