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IoT/M2M市場向けLTE通信装置「uMシリーズ」新機種発売【NECマグナスコミュニケーションズ】

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 NECマグナスコミュニケーションズ(以下、NECマグナス)は5月10日、IoT/M2M市場向けLTE通信装置としてアダプタタイプの「uM70L」および、ルータタイプの「uM310R」の販売を開始した。

 「uM70L」は、シリアルインタフェースを実装したIoT/M2M用通信アダプタ。2024年に向け、ISDNディジタル通信網の廃止が予定されており、uM70LはISDNやPHSで利用中のIoT機器のATコマンドや無手順データを変更することなく、LTEネットワークへのマイグレーションを実現する。また、別途専用ゲートウェイをセンタ側に設置することで、センタサーバ及び端末等のシステム変更なく移行可能となっている。

 「uM310R」は、国内3キャリアであるNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクのLTE回線用SIMカードが利用可能で、有線LAN、無線LAN、有線WAN等のインタフェースを実装したIoT/M2M用ルータ。
 uM310Rは同一機種で複数の通信キャリアを利用でき、エンドユーザに対する多彩なサービスの提供や、バックアップ回線の用意などが可能となる。また、端末インタフェースとして有線LAN、無線LANを有していることから、IoT/M2M環境の様々な用途での利用が可能だ。
 加えて、同社従来製品(uM300L)に比べ、機能限定と小型化(50%減)により、経済性と運用性の向上を実現している。

 製品の価格はオープン価格。uM70Lの出荷時期は2017年8月、uM310Rは9月を予定。uM70Lの有線LAN、RS-485、各種センサーインタフェースの各機能は順次サポートする予定だ。
 今回の新製品の投入により産業・機械、流通・物流、農業、医療、環境エネルギーなどの業種・業態への販売拡大および、ISDNやPHSのLTE化(マイグレーション)などにより、今後3年間で30万台の出荷を目指すという。

uM70Lの特長

1:シリアルインタフェース(RS-232C)を実装

 ISDNやPHSで利用中のシリアル無手順データをIP化しLTEネットワークへの移行を実現する。
 別途専用ゲートウェイをセンタ側に設置することで、センタサーバ及び端末等のシステム変更なくマイグレーションできる。

2:IoT/M2M環境に即した高品質で安定した運用が可能

 動作環境-20℃~+60℃に対応予定。高利得アンテナ(直付、外部)の選択が可能なため幅広い設置環境に対応が可能だ。
 また、電波環境の悪化や通信エラーなど予期せぬ事態に備え、自己リセットや定時再起動機能を具備し安定的な通信を確保する。更にリモートでの各種設定、動作ログ確認やソフトウェアバージョンアップが可能だ。

3:RS-232Cに加え、有線LAN※、RS-485※、各種センサーインタフェース※に対応

 有線LAN※、RS-485※、及びセンサーインタフェース(アナログ(4~20mA)、接点IO(パルス検出機能付))※を順次実装予定のため、多用途、多彩なサービスに利用可能だ。
※将来予定および、カスタム対応項目

uM310Rの特長

1:国内3キャリアであるNTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)のLTE回線用SIMカードが利用可能。

2:VRRP(仮想ルータ冗長プロトコル)をサポートし、回線、機器の冗長に対応可能。

3:多様なルータ機能を標準搭載。スタティックルーティング、NAPT、ポートフォワードなどのルーティング機能に加え、VPN機能(IPsec、PPTP、L2TPなど)やパケットフィルタ機能によりインターネット接続時のセキュリティも確保する。

4:IoT/M2M環境に即した高品質で安定した運用が可能。動作環境-20℃~+60℃に対応。高利得アンテナ(ケーブル長3m)を標準添付しているため、幅広い設置環境に対応できる。
また、電波環境の悪化や通信エラーなど予期せぬ事態に備え、自己リセットや定時再起動機能を具備し安定的な通信を確保する。更にリモートでの各種設定、動作ログ確認やソフトウェアバージョンアップが可能だ。

装置外観