日東工業とパンドウイットコーポレーション日本支社は5月9日、データセンタやサーバルームのネットワークインフラ構築分野で業務提携することに合意したと発表した。
　今回の業務提携は、データセンタなどで使われるシステムラックや配線部材の共同開発および販売を目的としているという。また、今後見込まれるIoTの浸透に向けたソリューションの共同開発および提供も行っていく方針だとしている。
　その第一弾として、日本市場向けの新しいネットワークラックを、6月から日東工業が販売開始する。日本のラック市場におけるリーディングカンパニーである日東工業が持つ高い技術力と、世界中のデータセンタでの実績により培われた、パンドウイットが持つ優れたノウハウにより共同開発されたデータセンタ向けラックは、高度化していくネットワーク環境をより最適に導くことが期待できる。製品ブランドは「NITTO KOGYO Powered by PANDUIT」。

新ネットワークラックの特長

• ユーザーの運用性を徹底的に追及
• データセンタに最適化された冷却のためのエアフロー制御機能
• 日本市場に強く求められる高い耐震性能
• 日東工業とパンドウイットの豊富なオプション