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25/100GbEスイッチ、メラノックス SN2010シリーズの国内販売開始【サーヴァンツインターナショナル】

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 サーヴァンツインターナショナル(以下、サーヴァンツ)は5月14日、同社が代理店を務める米国カリフォルニア州サニーヴェールに本社を置くMellanox Technologies, Ltd. (以下、メラノックス)の25/100GbEスイッチSN2010シリーズの国内販売開始を発表した。
 N2010シリーズは、スペース効率に優れた、メラノックス Spectrumスイッチシリーズの一員であり、10/25GbEの18ポートと100GbEの4ポートを特長とし、10/25GbEサーバ接続から高速(40/50/100GbE)アップリンクへのスムーズな移行を可能にする。他のSpectrum SN2000シリーズと同様に、新たなSN2010は、システムにおける独自のハードウェア設計、高性能シリコン、優れたコストパフォーマンスにより、ハイパーコンバージドおよびストレージインフラストラクチャに最適な製品だ。
 SN2010の構成では、4つのQSFP28ポートと、10/25GbEサーバ/ストレージノードへの接続用に18のSFP28ポートを兼ね備えているため、10/25GbEから100GbEインターコネクトの豊かなエコシステムに対応し、メラノックス ソリューションの製品ラインナップを補完する。SN2010は、ディザスタ・リカバリ サイトへのコロケーションへの導入を含む、成長するビジネスのさまざまなニーズに対応する最新のエントリーレベルのソリューションを提供する。
 標準の19インチラックユニットの半分のサイズに収まるように設計され、2つのSN2010スイッチを一般的なトップ・オブ・ラック(ToR)スイッチが必要とするスペースに並べて設置することができ、2台のToRスイッチの内蔵された復元力でサーバとアップリンクの接続性を提供する。独自のフォームファクターと超低レイテンシー、及び、ゼロパケットロス デザインを組み合わせることにより、10/25GbE 接続のブロック、ファイル、および、オブジェクトストレージ用の理想的なイーサネットストレージファブリックスイッチになる。
 同製品シリーズは、スイッチ・バリエーションとして、メラノックスが開発するスイッチOSである、Mellanox Onyx (MLNX-OSの後継)を搭載した製品に加え、ONIE(Open Network Install Environment)に準拠したオープンソースのスイッチOSをロード可能なベアメタル構成のスイッチ製品が提供される。また、これらのスイッチには、別途提供される有償のライセンスにより、Cumulus Linuxを搭載可能となる。

SN2010シリーズ