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Coltが日本で初めて商用600Gの波長多重伝送に成功

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 Coltテクノロジーサービスは3月26日、日本で初めて、商用の長距離ネットワークでの600Gの波長多重伝送に成功したと発表した。(情報提供:@Press)

 この発表は2020年12月に発表した商用環境での400G波長多重伝送実験の成功に続くもの。ColtはCienaとパートナーシップを組み、最新のフレックスグリッドテクノロジーを活用して日本国内の長距離ネットワークで600Gの伝送を成功させた。

 この実験は、Coltの2つのデータセンタ間で実施され、市場をリードするWaveLogicコヒーレント技術であるWaveLogic 5 Extremeが使われた。さらに、400Gおよび100Gイーサネットクライアントのエンド・ツー・エンドのビットエラーフリートラフィックと回線側の光スペクトルヘルス分析の組み合わせをテストするためのトライアルでViavi SolutionsのONA-1000AおよびMTS-6000A、OSA-610が使用された。

 Coltは、Colt IQ ネットワークの提供開始以来、ヨーロッパ、北米とアジアで広範なカバレッジを誇る広帯域接続サービスを提供することにフォーカスしてきた。Coltは光ネットワークでいくつかのアップグレードをおこない、ホールセールカスタマー、メディア、グローバルコンテンツネットワーク(GCN)とOTTカスタマーの広帯域接続の急増する需要に応えてきた。さらに、新型コロナウィルス感染拡大でクラウド利用がさらに普及し、世界的にリモートワークが急増したために、超広帯域ソリューションのニーズが加速した。

 Coltテクノロジーサービス 社長兼アジア代表の星野正人氏は「今回の600G波長実験の成功は、Coltが業界でも最高帯域幅のソリューションを安定して提供する準備ができたということを示している。Cienaと、業界の標準をさらに高めるために引き続き協業していけることを光栄に思う。超広帯域サービスの需要はこれからも増え続けることだろう。Cienaの技術力と共に、お客様のビジネスの拡大に貢献したい」とコメントを出している。

 日本シエナコミュニケーションズ 社長の高橋一泰氏は「今日のデジタル時代において、日本のエンドユーザはますます高品質で革新的なデジタル体験を求めている。Cienaをご導入頂くことで、Coltは新しい要件が発生したときに即座にそれに対応し、一歩先を行く提案ができるようになる」とコメントを出している。

 Viavi Solutions アジア太平洋および日本 副社長のラジェッシュ・ラオ氏は「業界のリーダーと協力し、新しくスピードの壁を打ち破ることができたことを光栄に思っている。ネットワークの成長のペースは衰えることなく続いており、わずか数年前にラボで使用されていた400Gの技術の大規模展開は、私たちのフィールド機器のサポートにより可能になった」とコメントを出している。

 Coltは現在、400G光ソリューションのトライアル企業を受け付けており、2021年の後半よりサービスを本格的に提供開始する予定だという。