光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

エッジオ・ジャパンが、Web セキュリティ市場のさらなる強化へ向けた新たな事業戦略を策定

データセンタ/LAN 無料

エッジオ・ジャパンは9月14日、日本市場における新たな事業戦略を発表した。

背景
 コンテンツ配信とエッジ対応ソリューションの大手プロバイダである米国エッジオ社は、は7月1日に新会社エッジオ・ジャパンを設立し、日本市場において、Web セキュリティ市場のさらなる強化を図っている。

 米国エッジオ社は、2022年6月、ヤフー傘下の米エッジキャスト社の買収手続きを完了し、社名をライムライト・ネットワークス社からエッジオ社へと変更。同変更に伴い、日本子会社においても、エッジオ・ジャパンに社名を変更し、新たに事業を開始した。エッジオ・ジャパンは、エッジにおけるセキュアでシームレスに統合された配信、アプリケーション、ストリーミング体験を提供する、グローバルなソフトウェアソリューションプロバイダとして、様々な製品、顧客、地域、チャネルにまたがる多様化した収益の拡大をめざしている。

事業戦略
 エッジオ・ジャパンは、日本市場においても、Webセキュリティ市場に本格参入し、さらなる市場シェアの獲得をめざす。特に、昨今のサイバー攻撃の多様化、巧妙化が進み、サイバー攻撃が巨大化し、ゼロデイ攻撃の増加している中で、「APP Ops」によるセキュリティの強化を図る。また、WAAP(WAF, APIセキュリティ, Bot対策,DDoS対策)と Network Security(オリジンシールド等)により包括的にWebサイトを保護するとともに、250Tbpsを超える巨大なネットワークの構築、デュアルWAFにおいては、Audit WAFとProduction WAFの平行運用により、解析時間を短縮しゼロデイ攻撃対策の迅速化を可能とする。さらに、App Edge(CDN as Code) により Web サイトのパフォーマンス向上が実現する。
 また、「Security Expert Service」の体制強化を図り、新規パートナー企業の獲得による営業力の強化を図っていく。これらを展開することで、日本におけるサイト数の多い(ページビューを有する)トップ3000 の企業のサイトでの評価・検証の実施をめざすという。