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スマートエネルギーWEEK【スマートグリッドEXPOの見どころ】

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基調講演

 基調講演「スマートグリッド社会の実現に向けて、各社が語る導入事例と将来ビジョン」では、3人のキーマンから現状と将来展望について解説される。
 一つ目の講演「超スマート社会(Society5.0)を支える未来のグリッド」は、東京電力ホールディングス 代表執行役副社長 技監、安全統括の山口博氏より解説される。東京電力グループは「電力の安定供給を超え、“安全・安心・快適な未来社会”の実現に貢献する。スマート化を通じて、お客さまの暮らしをより快適で便利にするだけでなく、お客さまとともに、人、地域、そして社会の課題を解決し、新たな価値を創造していく」としており、本講演ではその将来ビジョンを知ることができる。
 続いては、九州電力 上席執行役員 情報通信本部長の能見和司氏より「九州における再生可能エネルギーの導入状況と電力安定供給への取組み」が解説される。平成24年7月の固定価格買取制度の導入以降、九州では、事業用太陽光を中心に再生可能エネルギーの導入が急速に進展している。これに伴い、軽負荷期の運用が厳しい局面では、既に、再エネが昼間帯の需要に占める、kW比率は約80%、また、日電力量に占める、kWh比率は約40%に達した日もあり、需給運用対策に非常に苦心している状況だ。本講演では、電力の安定供給を維持しつつ、再生可能エネルギーを最大限受入れるための、火力・揚水の運用や世界最大級の大容量蓄電池の活用等、同社の具体的な取組みが紹介される。
 最後の講演は東芝 執行役常務 エネルギーシステムソリューション社 電力流通システム事業部長の原園浩一氏より「東芝のスマートエネルギー社会実現に向けた取組み」が解説される。同社は、国内外の実証事業への参画を通じ、スマートグリッドを構成する要素技術と知見を蓄積してきた。本講演では、これらの技術と東芝グループの技術を融合し、次世代のスマートエネルギー社会の実現に向けた同社の取り組みを紹介する。

展示製品PICK UP

PV接続15kW、自立出力10kVA、蓄電池14.3kWh【アバール長崎】

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 アバール長崎には受託製品と自社製品があり、受託製品では産業機器を制御するために必要な「組込技術」・「通信技術」・「画像制御技術」で、ユーザの要望に応えた製品(技術)を提供している。自社製品の開発にも注力し、電話とコンピュータを結ぶ「CTカードシリーズ」、情報通信に欠かせない「監視装置」、次世代電力網として世界が注目する「スマートグリッド」の普及に貢献する製品(技術)を提供している。
 14.3kWh蓄電システム「SPS-SeMS10101S」は、系統電力、蓄電池、太陽光発電の電力を任意に制御する。蓄電池には太陽光発電を優先的に充電し、系統への負担を軽減する。オフィス、店舗、公共施設、工場など、また災害時の避難所への非常用電源設備として効果を発揮する。長寿命で安全な実績のある蓄電池SCiBを搭載。用途、目的に合った運転モードを運転スケジュールで運転設計できる。停電時の非常時には、最大10kVAの電力を専用負荷へ供給する。

蓄電池を積極制御することで、消費電力を削減するシステム【オリジン電気】

 オリジン電気は、電源機器、システム機器、高機能性塗料、半導体デバイス・精密機構部品という4つの事業部門を持ち、市場の要求に対応しながら、製品開発をしている。2013年に創立75周年を迎え、更なるマイルストーンとして「100年企業を目指す」ことをスローガンに掲げ、エネルギー・マネジメント・システムを開発し、今回展示するという。
 現在使用しているUPSを同システムに置き換えることで、バックアップ電源としての機能に加え、建物のデマンド逼迫時や夏場のピークなど単価の高い時間帯にバッテリーにためられた電気を積極的に活用し、省エネ、コスト削減の実現や、省エネ法の負荷平準化対策にも活用できる。

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直流1500V・大容量2MWPCS、設計寿命30年、クラウド監視管理、蓄電池対応も可能【シュナイダーエレクトリック】

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 シュナイダーエレクトリックは世界におけるエネルギーマネジメントとオートメーションのスペシャリスト。100カ国以上で、安全で信頼性が高く、効率的で、持続可能な、エネルギーおよびプロセスのマネジメントソリューションを提供している。
 Conext SmartGen inverterは、直流1500V入力に対応した単機2MWPCS。トランス、配電盤等を含む4MWのシステム構成で30㎡と省スペース。太陽光、蓄電池用共通プラットフォーム、30年間の製品寿命によりランニングコストの低減、クラウドでの監視管理データ分析とサービスサポートを実施可能。最大効率98.6%、液体冷却システム、IP65、耐塩仕様。

モデルベース開発用スイッチング電源回路シミュレータ【スマートエナジー研究所】

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 スマートエナジー研究所はエネルギーシステムを前進させるパートナーのためにアイディア、方法、道具を提供している。
 「SCALE」はスイッチング電源開発とモデルベース開発を結びつけるスイッチング電源シミュレータパッケージ。MATLAB/Simulinkと高速回路シミュレータSCALEによって、見える化、シミュレータ検証、モデル精度向上を可能にする。
 特長は次の3点。
・独自のアルゴリズムにより高速シミュレーションを実現
・Connect Blockを配置するだけでMATLAB/Simulinkと簡単接続
・実機試験の前にパソコン環境で多彩な解析が可能

スマート電力供給システム【日新電機】

 日新電機は1980年代のパワコン開発から始まり、現在の大容量パワコンや、全量買取制度に対応したメガソーラーシステムまで、30年以上に渡る実績を有している。日新電機ならではの「系統連系技術」「電力変換技術」をベースにしたパワコンや、受変電設備を含むトータルシステムエンジニアリングで、ユーザの要望に応えるという。同社は、次世代の電力供給システムとしてSPSS(Smart Power Supply System)を提案している。
このシステムには太陽光発電所の事業性を高める最新のスマートパワコンも含まれており、業界最高クラスの変換効率、コンパクト設計、縮退運転可能、エアコンレス、長寿命設計といった特長を備えている。

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先進的なエネルギー・マネジメント・システム【ファインテック】

 ファインテックは環境・エネルギー製品の研究開発と製造販売を行っている。自社製品のAEMS(Advanced Energy Management System)を利用したエネルギーの総合的な管理制御システムを構築しており、北関東グリーンパークにて、太陽光発電、バイオマス発電、小型風力発電、小型水力発電の総合実証を実施中だ。現在、アジア地域を中心とした海外向け太陽光発電事業を含む再生可能エネルギー事業化コンサルティングを実施しているという。

データマイニング技術を活用したエネルギー最適化ソリューションサービス【三菱重工業】

 エネルギー自由化が進む中で、低炭素社会の実現に向けた全体最適化が求められている。三菱重工グループでは新しいソリューションとして、ENERGY Cloudサービスを展開している。このサービスはエネルギーインフラ基盤の整備はもちろん、工場やビル、オフィスなど幅広い分野において最適設備を提供。そして、ビッグデータ分析やAi技術を活用し、施設の運営管理に至るまでトータルにエネルギーソリューションを提供する。
三菱重工では、ガスタービン、航空機、車両など高度な技術を使ったモノ創りを通じて得られたノウハウを、データマイニング技術を使って分析し、モデル化を進めている。
 これまで匠の技として受け継がれてきた技術をIoT、AI技術を活用することで適応先を広げ、予兆保全や設備稼働の全体最適、エネルギーの抑制をはじめ、事業運営の最適化を目指した独自のソリューションサービスをENERGY Cloud serviceとして提供する。

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確かなエネルギー基盤とITで創る持続可能な社会【三菱電機】

 三菱電機グループは、「グローバルで、豊かな社会構築に貢献する環境先進企業」を目指し、最先端の技術と幅広い事業を通じて、「活力とゆとりのある社会の実現」に向けた取組を進めている。
三菱電機は、低炭素社会と安全で豊かな社会への貢献を目指して、スマートグリッド・スマートコミュニティに対応するシステムの早期確立・製品化を目指した自社実証実験を進めてきました。会期中は事業への取組と関連技術が紹介される。
 エネルギー基盤 (スマートメーターシステム、デマンドレスポンス技術等) とIT基盤 (スマート制御クラウドサービス等) をベースに、各分野のソリューション (各種EMS [Energy Management System]、交通関連システム、スマートハウスソリューション等) を連携して、スマートコミュニティ実現を目指すという。

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