PacketLightが、32個のFlex Gridポートをサポートした1UのROADMを発表
期間限定無料公開 有料PacketLight Networks(以下、PacketLight)は5月28日(イスラエル テルアビブ)、32個のFlex Gridポートをサポートし、プロバイダによる動的かつアジャイルなメッシュおよびリングネットワークの構築を可能にするROADMを発表した。
このROADMは、1Uで低消費電力の小型筐体に、高度な次世代波長選択スイッチ技術を搭載している。カラーレス、ディレクションレス、Flex Gridをサポートし、光アンプと光チャネルモニタリング(OCM)を内蔵することで、同一ファイバ上で50/75/100/150GHzの混在伝送を可能にする。これらの機能により、将来的にFlex Grid信号帯域も同一ファイバ上でサポートできるので、ネットワークの将来性も確保できる。また、100Gから800G、そして注目の高まっている1.6Tといった様々な容量を同一ファイバ上で伝送できるため、ファイバ利用率を最大化できる。
推奨アプリケーション
• あらゆる主要ネットワーク トポロジに対応した波長追加/削除、ルーティング、および管理
• Flex Grid光ネットワーク向けのチューナブルなアクティブMUX/DEMUX
• 100G/200G/400G/800G/1.6Tといった高帯域幅と多様な波長容量を提供する複数のデータセンタ接続
• 複数のコロケーション間の柔軟なメトロネットワーク接続
• マルチサイト、プライベート データセンタ相互接続ネットワークのインフラストラクチャ
PL-1000GRO ROADMは、任意のネットワーク ノードで選択した波長を動的に追加または削除し、ノードの容量をシームレスに制御する。このデバイスは、追加された波長とバイパスされた波長のパワーを自動的に均等化し、バランスを調整する。
PacketLightのCEOであるKoby Reshef氏は、「PacketLightは、合理化されたソリューションによって光ファイバーネットワークを強化することに尽力している」とし、「このROADMは、新たな高波長容量をサポートする将来性のある光ネットワークを構築できる。このデバイスにより、パフォーマンスを向上させながら運用コストを削減し、よりスマートでスケーラブルなネットワークで企業のビジネスを優位に進めることができる。このイノベーションは、コネクティビティを進化させ、お客様に永続的な価値を提供するという当社のコミットメントを反映している」とコメントを出している。
ROADMの32ポートは、ユーザ設定に基づき、異なる帯域幅のカラーレス波長をアド/ドロップする。管理は、波長のA to Zプロビジョニング、保護パスの作成、復旧保護機能などの高度な機能を提供するPacketLightのLightWatch NMSプラットフォームを通じて容易に行える。

「PL-1000GRO」