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埼玉県内の工業高校1年生が協和エクシオの中央技術研修センタを訪問

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光ファイバの接続や高所作業車の搭乗などの体験実習も実施

 協和エクシオでは、光ファイバケーブルの敷設をはじめとする情報通信ネットワーク構築において、高品質の工事を提供するための技術力の強化・向上ならびに人材育成に取り組んでおり、1月30日に埼玉県和光市の協和エクシオ中央技術研修センタを埼玉県立浦和工業高等学校 情報技術科の1年生32名(男性31名、女性1名)が訪問し、施設内の見学とものづくり体験などを実施した。

 今回の訪問は、埼玉県がこれから進路を考えようという高校生を対象に実施している、ものづくり企業の仕事を知る機会を設けることを目的とした「高校生ものづくり最前線体感事業」のプログラムの一環で、昨年に引き続き協和エクシオの中央技術研修センタが訪問先に選定され、協力の依頼を受け実現したもの。
 会場となった中央技術研修センタは、協和エクシオの技術者育成の中核拠点で、普段は社員に対し情報通信ネットワーク構築に関する各種技術研修を実施している。また近年は、研修以外にも学生の通信建設業界への理解促進を目的とした工業高校や大学の体験実習や、海外からの視察要請も積極的に受け入れており、浦和工業高校の1年生クラスの訪問は、昨年の同事業での受け入れに続き2回目となる。

 当日は、協和エクシオおよび中央技術研修センタの紹介、さらには青年技能者が技を競う技能五輪に関する取り組みへの説明などを実施した後、センタ内の各施設見学と合わせ、光ファイバの融着接続、高所作業車の搭乗やマンホール入孔などの体験実習が行われた。
 参加した生徒からは、同社に関する質問や、融着接続機器、高所作業車に関する質問なども寄せられましたという。
 協和エクシオは「今後も学生の通信建設業界への理解促進と先端技術の啓発、さらには地域貢献活動にも積極的に寄与することで、社会に貢献していきたいと考えている」としている。

屋外での実習の様子