リボン・コミュニケーションズが、革新的で高コストパフォーマンスのルータ ポートフォリオを拡充。ネットワークの柔軟性と投資保護が向上
テレコム 無料Ribbon Communications(日本法人:リボン・コミュニケーションズ)は3月4日、NPT XDR2000シリーズに、今年のLightwave + BTR Innovation Reviews で高評価を獲得したNPT 2714とNPT 2507の2つのルータを追加したと発表した。
Ribbonは「世界最大のサービスプロバイダ、企業、重要インフラ事業者のネットワークとサービスの近代化と安全対策に貢献していく」との方針を示している。
RibbonのCOOであるサム・ブッチ(Sam Bucci)氏は「これらの新しいルータは、私たちがネットワークのコスト削減に引き続き注力していることの証だ」とし、「2714の高度なアーキテクチャにより、増加するトラフィックへの対応をPay-as-you-Growで実現し、優れたパフォーマンスを最適なコストでお届けする」とコメントを出している。
NPT 2714
NPT 2714 は、モジュラー型ルータ向けの新しい革新的な直交アーキテクチャを採用しており、モジュラーシステムと固定システムの長所を融合させている。モジュラーシステムの冗長性とI/Oの多様性を、固定システムのシンプルさと費用対効果に組み合わせることで、運用継続性による柔軟性と拡張性を実現しながら、最適なコストで冗長性を実現できる。
主な特長は次の通り。
真の”Pay As You Grow”:初期構成としてノンブロッキングの7.2Tbsスイッチング容量でスタートし、インサービスで7.2Tbsのスイッチングカードを追加することで、ノンブロッキングの14.4Tbpsルータになるという独自の機能を提供する。
セキュリティ:ソフトウェア・ドリブンのMACsec(メディアアクセスセキュリティ)を提供、ハードウェアへの依存を低減し、すべてのネットワークインターフェイスの可用性を確保する。
コヒーレント・ルーティング (IPoDWDM):36 x 400G ZR+ コヒーレント インターフェイス搭載により、IP機能とDWDM機能を単一プラットフォーム提供、加えて到達距離を拡張するプラグイン アンプの使用も可能だ。
NPT 2507
NPT 2507は、7.2Tbpsの固定フォームファクタ ルータで、NPT 2714を補完するネットワークソリューションだ。小型ながら多数の100Gおよび400Gインターフェイスをファンアウトする事が可能だ。
主なサポート内容は次の通り。
大容量:40 x 100G および 8 x 400G のコヒーレント インターフェイス。
コスト効率:100G トラフィックの集約に最適化されており、不必要な複雑さなしに運用上のニーズを満たす。
Ribbonは「これら2つのプラットフォームは、世界中のネットワーク事業者の効率とパフォーマンスを向上させる革新的なソリューションを提供するリボンのリーダーシップを一層強固にする。2025年第3四半期にリリース予定だ。MWC 2025(3月3日~6日:バルセロナ)のブース2C42では、詳細をご紹介する」としている。