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5GNRアップリンク解析機能【ローデ・シュワルツ・ジャパン】

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 ローデ・シュワルツ・ジャパンは9月14日、最新の3GPP仕様に準拠した5G NRアップリンク信号を解析するための新しいソリューションを発表した。R&S FSWシグナル・スペクトラム・アナライザのR&S FSW-K145 5G NR アップリンク信号解析オプションは、5Gユーザ機器およびパワー・アンプなどのコンポーネントの開発に使用できる。 R&S SMW200Aベクトル信号発生器のR&S SMW-K144 5G NR信号生成オプションは、アップリンクとダウンリンクのレシーバー・テストに必要な信号を生成できる。 3つの5G NR信号生成および解析オプションはすべて、3GPP標準の最新版である15.2.0をサポートしている。
 製品販売価格は ¥1,271,000円(税抜き)。初年度の販売目標は40ライセンスを見込んでいるという。

R&S SMW200AとR&S FSWによる5G NR アップリンク解析機能

 この新しいR&S FSW-K145 5G-NR アップリンク信号解析オプションを使用することで、R&S FSWシグナル・スペクトラム・アナライザは、ユーザ・デバイスからの5G NRアップリンク信号を捕捉して解析できる。このアプリケーションは、複数のコンポーネントキャリアとマルチフレーム信号をサポートする。既存の5G NR信号生成および解析オプションとともに使用して、開発者は最新の3GPP標準に準拠しているかどうかをテストし、5Gモデム、携帯電話、IoTデバイス、基地局などのユーザ・デバイスを、市販の汎用ソリューションでは実現できない方法で検証することができる。これらのオプションを使用することで、3GPP 5G NR仕様TS 38.211 / TS 38.212 / TS 38.213 / TS 38.214のテストが、2018年6月時点の最新版15.2.0を含んでサポートできるようになる。

 アップリンクの特性評価には、R&S SMW200Aベクトル信号発生器とR&S FSWシグナル・スペクトラム・アナライザの優れたテストおよび測定機能が役立つ。 R&S SMW200Aは、1つのボックスに最大40 GHzまでのフル校正された2 GHz広帯域信号を提供する初の製品となる。 直感的な操作とスマートなヘルプ機能は、5G NRのような複雑な信号シナリオの設定を測定器から直接行うことができる。

 R&S FSWは、新しいR&S FSW-K145 5G NR アップリンク信号解析オプション(および/またはR&S FSW-K144 5G NR ダウンリンク信号解析オプション)を搭載しており、サブキャリア間隔とキャリア帯域幅が異なるサブ6 GHzおよびミリ波信号をサポートする。 R&S FSW-B2001は内部解析帯域幅を最大2 GHzまで拡張し、外部デジタイザを必要とせずに広範囲の信号を詳細に解析することができる。

 R&S SMW-K144 5G NR信号生成オプション(ダウンリンクおよびアップリンク信号をカバー)、R&S FSW-K144 5G NRダウンリンク、および新しいR&S FSW-K145 5G NRアップリンク信号解析オプションが、ローデ・シュワルツから入手可能になった。

測定画面例1


測定画面例2