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ファーウェイがFusionServer Pro V6インテリジェントサーバを発表

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 Huawei Computing Product Line(ファーウェイ・コンピューティングプロダクトライン)は6月19日(深セン)、同社シリーズの最新機種である次世代FusionServer Pro V6インテリジェントサーバを正式に発表した。この製品は第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサで稼働する最先端のテクノロジー。(情報提供:共同通信PRワイヤー)

 第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサは4ソケットから8ソケットへの拡張が可能な標準構成とカスタム構成をサポートする。この次世代のインテルプロセッサは最新のファーウェイ4ソケットサーバであるFusionServer Pro 2488H V6に組み込まれ、多様なストレージデザインとI/Oスケーラビリティを提供し、インテルOptaneパーシステント・メモリ(PMem)200シリーズをサポートする。

 FusionServer Pro 2488H V6インテリジェントサーバは、今日の従来型と将来のデジタルワークロードの両方を満たすよう最適化されている。業界標準よりも信頼性の高いコンピューティングとストレージのアーキテクチャを提供するので、インテリジェントなアクセラレーションと管理でネットワークをシンプルにすることができる。

アーキテクチャのハイライト

4基の第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサの最大電力消費は250 W。bfloat 16(BF16)をサポートするインテルDeep Learning Boost(DL Boost)技術で作動するこの第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサは、前機種(FP32)よりも最大で93%高いトレーニングと90%高い推論性能を実現する。

FusionServer Pro 2488H V6はインテルOptane PMemとの構成で18 TBの最大メモリー容量があり、メモリコンピューティングのシナリオにおけるメモリ容量とデータの信頼性を高め、仮想化シナリオ向けにより多くのVMメモリの選択肢を提供する。

階層化データの展開にSAS、SATA、NVMe SSDを組み合わせることが可能で、ストレージ密度と性能を強化する。

ホットスワップが可能なOCP 3.0 NICが、より多くのネットワーク要件をサポート。

Wi-Fi機能とUSB Type-C管理ポートはモバイル端末管理やローカル運用と保守(O&M)の効率向上に役立つ。

さまざまなスペックのGPUアクセラレーターカードが豊かなコンピューティングパワーを解き放ち、AI分析、推論、トレーニングに大きな力を与える。

自社開発の診断技術であるFault Diagnosis & Management(FDM)は障害を7日から30日前に予測し、障害検知精度は最大93%である。ファーウェイが特許を持つDynamic Energy Management Technology(DEMT)を使うことで、単一サーバで性能を落とすことなく電力消費を15%削減することが可能になる。

フル・ライフサイクル管理ソフトウエアのFusionDirectorとインテリジェントなO&MプラットフォームAIOpsがOPEX(業務コスト)を15%削減し、5つのインテリジェント監視機能でデータセンタ管理を合理化する。

ファーウェイの次世代サーバは多様化する企業の要求に、エネルギーとコストの効率に優れた方法で応える。業界をリードするファーウェイのサーバはインテリジェント管理と高いエネルギー効率を提供してO&Mコストを削減し、デジタル時代に必須のサービスになっている。

世界のサーバ市場に関する2019年ガートナー(Gartner)リポートはこのほど、ファーウェイの成長する市場の強さを確認した。ファーウェイは昨年、4ソケット・ラックサーバを67万台出荷し、前年比で14.73%成長してグローバル市場で3位にランクされた。とりわけ、ファーウェイの4ソケット・ラックサーバは世界的な出荷と売上の面で市場トップになった。

 ファーウェイのコンピューティング部門にとって2019年は成功の1年だった。特にグローバル市場におけるファーウェイの4ソケットサーバの成功は高品質と高価値ソリューションに対する同社の献身を証明するものだ。基礎技術とアーキテクチャの絶え間ないイノベーションにより、ファーウェイは長い間、高信頼性、高性能、インテリジェントO&Mを特徴とするミッション・クリティカルなコンピューティングプラットフォームの主要プロバイダーである。ファーウェイ FusionServer SPDT担当プレジデント、ケネス・チャン氏は「次世代FusionServer Pro V6インテリジェントサーバも、インテルとファーウェイの成功した協力におけるマイルストーンになる」とし、今回の発表の大成功を宣言した。

 チャン氏は、このマイルストーンは戦略的な投資とパートナーシップの結果であると強調し「毎年、ますます多くの企業がこのビジネスのデジタルフレームワークに入ってくる。そしてこのトレンドはますます複雑かつ変化するサービス負荷の原因になっている。その結果、企業はその大規模なサービスを推進するため、インテリジェントな認知とアクセラレーション、そしてインテリジェントO&Mを達成するハードウエアを提供する効率的でインテリジェントなコンピュートサービスを見つけなくてはならない」とした。さらに「ファーウェイがインテリジェントサーバー・シリーズを発売したのは、こうした背景があるからだ。ファーウェイはインテルのグローバル戦略パートナーであり、我々は共にインテリジェントデータセンタ・インフラストラクチャソリューションを革新する。社内研究開発投資への当社の誓約は、インテルや多くのエコシステムパートナーと協力するわれわれの望みと軌を一にするものだ。最終的な目標は、当社の世界中の顧客に効率的でアジャイルなコンピューティング製品を提供してクラウド、ビッグデータ、AIのコンピューティング要件を満たすことを可能にし、デジタル時代におけるインテリジェントな転換を加速することである」とコメントを出している。

 インテル Xeon & Memory Groupゼネラルマネジャー コーポレート・バイスプレジデントのリサ・スペルマン氏は「第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサをベースとするファーウェイのFusionServer Pro 2488H V6のようなサーバは顧客のインサイトを加速し、ミッションクリティカルなデジタルサービスを推進する。高性能、内蔵型AIアクセラレーション、膨大なメモリ容量を備えたこれらの新しいプラットフォームは、最大のデータと分析の課題にさえ対応するだろう」とコメントを出している。