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データセンタ管理システム「VM7 iDC Visual Manager」新製品ラインナップ『Standard Plus』を発売【FITP】

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 エフ・アイ・ティー・パシフィック(以下、FITP)はデータセンタの運営および運用管理を目的としたデータセンタ管理システム「VM7 iDC Visual Manager」の新製品ラインナップとして『Standard Plus』(スタンダード プラス)を開発し、8月1日より販売を開始した。
 FITPは24年前より、ファシリティマネージメント製品の分野において、ワールドワイドで多数の導入実績を誇るAT+C社(ドイツ)の国内総代理店として、大手企業や官公庁、大規模施設などを対象に統合配線管理システム「VM7 ケーブルマネージャ」を多数導入してきた。また、12年前から「VM7 ケーブルマネージャ」をベースとして開発したデータセンタ管理システム「VM7 iDC Visual Manager」をデータセンタ事業者および利用者、通信キャリア、銀行や証券などの金融系企業、電力関連企業、官公庁などに多数導入してきた。

 「VM7 iDC Visual Manager」には、『Professional』『Standard』『Light』『Viewer』『Web Client』などの様々な製品ラインナップがあるが、フロア図面上のレイアウト編集を行えるのは、AutoCADのプラグインアプリケーションである『Professional』のみで、AutoCADが必要だった。今回、新製品ラインアップとなる『Standard Plus』は、AutoCADを必要とせずにレイアウト編集を行える。

 『Professional』はデータセンタやサーバールームのフロア図面の作成や、精度(㎜単位)の高いレイアウト編集を頻繁に行うユーザに適した製品であり、『Standard Plus』は簡易にレイアウト編集を行いたいユーザに適した製品で、CADを使用せずにネットワークケーブルや電源ケーブルの配線ルートの作図と管理ができる。

VM7 iDC Visual Manager Standard Plusのイメージ

製品概要

 データセンタやサーバールームのレイアウト、ラックの機器実装情報や機器間の配線接続情報をビジュアルに一元管理する。ユーザがこれまでエクセルで管理していたラックの機器実装の情報などを取り込んで、ラック上の機器実装図を自動作成したり、機器実装や配線接続の情報を帳票出力できる。ユーザのニーズに合わせて、カスタマイズにも柔軟に対応できる。また、IT機器の障害検知、消費電力・湿度・温度などのエネルギー管理、電子錠、熱流解析などの各種ソリューションとの連携も可能だ。

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