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省電力技術、モバイルデバイス管理機能を搭載したLPWA向けのドコモ通信モジュール

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バッテリ駆動を可能にすることで様々なロケーションのIoT化を実現

 NTTドコモ(以下、ドコモ)は6月8日、低消費電力を必要とするスマートメーターやインフラ監視などのIoT機器において、バッテリでの駆動を可能にするドコモ通信モジュール「UM05-SS」を、6月10日から法人向けに発売すると発表した。

 同モジュールはCat.1のLTE通信規格を採用し、eDRX、PSMという省電力技術を搭載したことでバッテリ駆動での利用が可能となり、電源を確保できない場所でもIoT機器を設置することができる。
 また、同モジュールは遠隔からの監視や保守を行うことができる「docomo IoTデバイス管理」に対応しているため、大量のIoT機器の状態確認や同モジュールのメンテナンスも現地におもむくことなく遠隔から実施することが可能だ。
 なお、同モジュールは現在ドコモが販売する「FOMAユビキタスモジュール」や、「LTEユビキタスモジュール」と同様の形状で、多くの機能を引き継いでいるため、従来製品からスムーズに移行することができる。
ドコモは「さらなるIoTの利用促進に向け、企画から運用までお客さまをワンストップでサポートするとともに、パートナーとの協創により新たな価値を創出していく」との考えを示している。

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