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NTT東日本、「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」を提供開始

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クラウド型コミュニケーションインフラでハイブリッドワークを実現

 シスコシステムズ(以下、シスコ)は6月27日、NTT東日本が、シスコのクラウド電話サービス「Webex Calling」によって、アプリやIP電話機など様々な端末での外線発着信を可能とする「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」を6月30日より提供開始することを発表した。

 NTT東日本が新サービスに採用した「Webex Calling」は、シスコが提供するクラウド型の構内交換機(PBX)機能だ。「Webex Calling」によって、オフィスの固定電話番号(0AB-J番号)の発信・着信や、音声通話環境を固定電話機だけでなくパソコンやスマートフォンに統合することが可能となる。アプリで発着信をおこなうため、場所を問わず、オフィスからだけでなくリモートワークや外出、離席時でも固定電話番号を利用できるようになる。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、ハイブリッドワークやリモートワークが主流となり、働き方が大きく変化している。NTT東日本は「ますます多様化する働き方に対応するべく、出先からの外線発着信など固定電話を自由な環境で利用したいというニーズにこたえ、本サービスを提供することにした。シスコの充実した製品、ソリューションを活用することで、どこからでも通話ができる環境をめざしている」という。

 シスコは「今回の『ひかりクラウド電話 for Webex Calling』をはじめ、NTT東日本とともに、新たな価値の体験と、ビジネスの要となるセキュアで柔軟なコミュニケーションインフラを提供することで、日本の企業や組織の働き方改革や社会のデジタルトランスフォーメーションの推進に、引き続き貢献していく」との考えを示している。