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BBIXが、増大するデータトラフィック需要への対応で、ノキアのIP ルーティング技術を採用

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 ノキアは1月27日、世界有数のインターネットエクスチェンジ企業である BBIXが、増大するデータトラフィックの需要に対応し、ネットワークを 400GE にアップグレードするためにノキアのIP ルーティング技術を採用したことを発表した。

 ノキアは「今回の導入により、容量が増加するだけでなく、ネットワーク運用の安定性、柔軟性、信頼性が向上し、ユーザに優れたサービスを提供できるようになる」としている。

 BBIXは、Nokia SR Linux Network Operating System (NOS) を搭載したノキアの 7220 Interconnect Router (IXR) を導入することで、通信容量が多いユーザが増加し続ける中でも、高品質なネットワークの相互接続を確保することができる。BBIX による本製品の導入は年内に日本で開始し、その後シンガポールなど他の地域にも拡大していく予定だ。

 BBIXの代表取締役社⾧ 兼 CEOである佐々木 秀幸氏は「今日の爆発的なインターネットト ラフィックの増加に対応するには、容量だけでなく、インテリジェントで信頼性の高いインフラストラクチャが必要だ。ノキアのソリューションにより、優れたサービス品質を維持しながら大量のトラフィックを処理するために必要な高度な機能が得られる。ノキアのテクノロジーにより、費用対効果、信頼性の高いパフォーマン、シームレスな拡 張性という3つの重要な点において、優れたネットワークインフラを構築できる」とコメントを出している。

 ノキアのアジア太平洋地域 IPネットワーク部門 バイスプレジデント 兼 ヘッドであるケント・ウォン氏は「ノキアは、業界の進化するニーズに対応した包括的な IP ソリューションの開発の最前線にいる。ルーティング ポートフォリオを徹底的に評価した結果、BBIX様はノキアのソリューションに強みを見出した。BBIXと協業して、SR Linux NOS を搭載した7220 IXRによってネットワークをアップグレードし、お客様の運用効率の向上をサポートするとともに、お客様が大規模な拡張性と将来性に優れたネットワークをご利用いただけることを光栄に思っている」とコメントを出している。