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シスコが取り組む、2020年に向けたテレワーク普及の支援・1

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【世界で最も採用されているクラウド会議「Cisco Webex Meetings」の全社利用を促進する特別プラン】

 シスコシステムズは8月21日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けテレワークの普及を支援するため、世界で最も採用されているクラウドベースのウェブ会議「Cisco Webex Meetings」を主催するためのライセンスを、ユーザが導入しやすい料金で提供する特別プランを発表。記者説明会を開いた。
 この特別プランでは、希望するユーザに3ヶ月無償のトライアルを提供する。その後東京オリンピック・パラリンピック開催期間を含む初年度は従業員数(※メールアドレスを有する社員数をベースに算出)の15%の料金で「Cisco Webex Meetings」を全社で利用できる。また、トライアル期間を含め、導入や活用を促進するための無料オンライントレーニング等も併せて提供するという。
 シスコシステムズ 業務執行役員 コラボレーションアーキテクチャ事業担当の石黒佳祐氏は「利用料金を抑えるだけであれば、1ユーザから買えるものを安くするというプロセスで良いと思う。だが我々としては、日本の社会の文化、働き方を変えるということで、全ての人が等しく、オフィスの外にいてもオフィス内と同じような生産、同じような会議、同じようなコミュニケーションをできるようにしようということで、このプランを作った」としており、「働き方改革というのは一つの文化、もしくは働き方そのものの考え方だと思うので、明日からツールを加えれば皆さんが外から働けるかというと、決してそうではないと思う。これは時間をかけて皆さんに浸透していく、新しい働き方を体験いただくということがベースになると思うので、どんどん利用人数を増やしていただく、利用頻度を増やしていただくということを我々は狙っている」と話す。

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