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BLEセンサのIoT活用に必要なゲートウェイ、ネットワーク、クラウドサービスをワンパッケージで提供【IIJ】

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 IIJは7月12日、市場に広く普及している安価なBLE(Bluetooth Low Energy)センサを利用して手軽にIoTシステムを構築できる「BLE IoTスターターパッケージ」の提供を開始した。
 同パッケージはIoTシステムに必要なゲートウェイ機器、ネットワーク、クラウドサービスをワンパッケージにして一括提供し、導入から運用までをIIJがサポートする。IIJが独自開発した専用ゲートウェイアプリケーションにより、様々なメーカーのBLEセンサ機器をノンプログラミングで利用できるため、ユーザは手軽に安価なIoTシステムを導入できる。

サービスイメージ

 BLE IoTスターターパッケージは、BLEセンサから収集したデータをクラウドに送るためのゲートウェイ機器(Acty-G3)と専用アプリケーション、データを保存し可視化するクラウドサービス(IoTプラットフォーム)を一括で提供する。
 温湿度やCO2濃度などの環境データ収集や位置情報、設備モニタリングなど、IoT用途に幅広く利用できる各種BLEセンサに対応しており、複雑な設定やプログラミングなしですぐに利用できる。クラウドサービスへのデータ送信は、閉域のモバイルネットワークで接続するため、センサデータの収集やデバイス管理はセキュアな通信環境で利用できる。

利用シーン

BLE IoTスターターパッケージ セット内容

ゲートウェイデバイス「Acty-G3」の外観

ゲートウェイデバイス「Acty-G3」/専用ゲートウェイアプリケーション
 Android OS搭載のゲートウェイ機器「Acty-G3」(CYBERDYNE Omni Networks社製)を提供する。IPX5の防水機能に加えて、-20~55度の使用温度に対応し、環境を選ばず使用できる。独自開発の専用アプリケーションにより、各種メーカーのBLEセンサが利用可能だ。
 また、eSIM対応のカスタムモデル「Acty-G3e」も選択でき、IIJのeSIMと組み合わせて運用することが可能。物理的なSIMカードが不要なため、接触不良による通信障害等を低減したり、耐久性の向上やSIMカードの盗難抑止にもつながる。
 ゲートウェイ機器一台あたりの初期費用は30,000円。月額費用は650円。

IoTプラットフォーム/ネットワーク
 IoTに特化したプラットフォーム「IIJ IoTサービス」とセキュアな通信を保つ閉域ネットワークを提供する。IoTに必要な機能がすべて集約されたクラウドサービスで、データの可視化/閲覧、保存の他、デバイスの監視や遠隔操作などが可能だ。クラウドとゲートウェイ機器間の通信は閉域ネットワークで安全性を確保するため、不正アクセスなど外部からの脅威にさらされるリスクを回避できる。
 オプションで各種BLEセンサも提供。

提供機能一覧

機能概要


IoTサービス画面イメージ(デバイスモニタリング グラフ表示と地図表示)

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