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アジア太平洋および日本でHSDCを展開するAirTrunkが、SLLを2 倍以上に借り換え

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 AirTrunk は8月24日、SLL (Sustainability Linked Loan) を46億豪ドルに借り換え、2021年9月にクローズドした21億豪ドルの SLLの2倍以上にすると発表した。

 アジア太平洋および日本でHSDCを展開するAirTrunkは、2021年9月に最初の法人向けSLLを設立して以来、西シドニーで320+MWのSYD3、東京西部で110+MWのTOK2、マレーシアのジョホールバルで150+MW JHB1、香港で15+MWのHKG2を含む4つの新しい開発を発表した。また、東京東部に300+MWの TOK1を開設した。これらを合計すると、AirTrunkのAPJ データセンタ プラットフォームはほぼ1.38GWの容量を提供しており、パブリック クラウドとAIプラットフォームに対する顧客の需要に応えるために急速に成長している状況だ。

 AirTrunkは「これはデータセンタ事業者による世界最大のSLLだ。今回の資金は、AirTrunk の既存の債務枠の借り換えと、地域全体での当社の急速な拡大をサポートするために使用される。この借り換えには、AirTrunk の日本における既存の約12億豪ドルのSLLは含まれない」とし、「当社の SLLは、同社の資金調達を有意義かつ野心的な環境および社会への取り組みに結びつける。このSLLの一部として確立されたKPIには、炭素使用効率 (CUE)、運転電力使用効率 (PUE)、運転水使用効率 (WUE)、ジェンダーの多様性、男女間の賃金の公平性が含まれる」と説明している。

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