Viavi Solutionsは、「ネットワークの状態」グローバル調査結果を発表した。世界中のCIOs、ITディレクタ、ネットワークエンジニア、740名から集めた識見をベースにすると、帯域需要激増に押されて、エンタプライズは次世代インフラストラクチャ技術の導入を大幅に加速している。回答者の54％は2016年に帯域需要が著しく成長すると見ており、48％は2017年末までに2倍になると予測している。エンタプライズは、100GbE、パブリックおよびプライベートクラウド、ソフトウエア・デファインド・ネットワーキング(SDN)の導入を大幅に進めている。
　プライベートクラウドおよびSDN導入によって生ずる統合環境は、サーバ間に、より太いパイプの必要性を促すと考えられる。こうした結果は、2016年のおおよその導入数では、25GbEや40GbEは単なる応急処置となるが、次に100GbE導入が立ち上がると、急激に25G、40G導入は減少する。さらに、調査結果の示唆するところでは、クラウドのセキュリティ、マネージメントに関するエンタプライズの懸念は、コスト削減、アジリティ、オートメーションの見込み以上に重視されている。