光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

5G基地局向け28GHz帯超多素子アンテナ・RFモジュールを開発【三菱電機】

モバイル/無線 無料

広信号帯域幅・広角ビームフォーミングを実現する小型モジュール

5G基地局向け28GHz帯超多素子アンテナ・RFモジュール(幅120×高さ240×奥行28mm)。
RFデバイスの高集積化によりアンテナ・RFモジュールの小型化を実現し、容易に設置できる。

 三菱電機は4月18日、5G基地局向けに、広信号帯域幅・広角ビームフォーミングを実現する小型の28GHz帯超多素子アンテナ・RFモジュールを開発したと発表した。今後、同モジュールを用いた高速大容量通信の検証を進め、早期実用化を目指すとしている。
 同モジュールの開発成果の詳細は、4月19日(水)~4月21日(金)にアメリカ・ニューヨークで開催される「Brooklyn 5G Summit」で発表するという。

 この製品は高周波回路を広帯域化し、800MHzの広信号帯域幅を実現。
 また、広角ビームフォーミングを実現することで、エリアカバレッジの拡大に寄与している。これは独自開発の多素子アンテナとRFデバイスを組み合わせたビーム制御技術を採用したことによるもの。ビームフォーミングの広角化(水平±45度)により、カバーするエリアの拡大に寄与している。