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ソフトバンクと5G共同試験で連携【ノキア】

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 ノキアソリューションズ&ネットワークス(以下、ノキア)とソフトバンクは8月16日、都市部で5Gテクノロジーの試験を実施する契約を締結したと発表した。今回は、ソフトバンクと協力し、4.5GHz帯でビームフォーミングテクノロジーを応用した空間分割技術を用いて、GigaBitの通信速度を実現する5G実証実験となる。ノキアは、Nokia AirFrameクラウドRANやAirScale商用ベースバンドを含む、5G FIRSTベースのマルチユーザMIMOソリューションを展開するとしている。

 ソフトバンクとの試験ではノキアのフル・デジタル・ビームフォーミング・アルゴリズムを使用します。個々のアクティブユーザに向けて細く絞った電波で5G無線伝送を行うことで通信干渉を抑えられ、周波数利用効率やセルエッジの性能が向上する。さらに、伝送時間間隔(TTI)毎に複数のアクティブユーザをスケジュールすることで、基地局の通信量を拡張できる。
 この実証実験は、先日ノキアが発表した5G FIRSTを活用したEnd to Endでのソリューション開発戦略に基づくものだ。米国、韓国、そして日本の通信事業者のなかで、5Gへの注目がさらに高まっている。
ノキアソリューションズ&ネットワークス 代表取締役社長のジェイ・ウォン氏は「これは5Gの商用利用に向けたソフトバンクの取り組みを示す重要な実証試験となる。このような重要な試験に参加できて大変光栄だ。ノキアは日本国内での5G商用化に向けて今後も最大限サポートしていく」とコメントを出している。