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次世代光ネットワーク向け400GトランシーバのソリューションをECOC 2018で紹介【富士通オプティカルコンポーネンツ】

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400G FR4トランシーバのライブ デモンストレーションを実施

 富士通オプティカルコンポーネンツは9月21日、ECOC 2018(9月24~26日)の同社ブースにおいて、次世代光ネットワーク向け400Gトランシーバのソリューションを紹介すると発表した。
 データセンタ用途としては、現在製品化の最終段階にある100G/lambda MSAに準拠した400G FR4トランシーバ [QSFP56-DDおよびOSFPフォームファクタ] のライブ デモンストレーションを実施し、4 x 100G/λでの400G PAM4光出力波形などを紹介し、その実現性を示すという。
 さらに、データセンタ間接続用途としては、OIF 400ZRプロジェクトへ対応した400G DCOトランシーバ、およびメトロ伝送の用途としては、400G CFP2 DCOトランシーバを紹介する。

 同社は、従来から光ネットワーク市場へ向けて、最先端の光コンポーネント製品を世界に先駆けて製品化し、光ネットワーク市場をリードしてきた。近年では、高帯域化のニーズに応えるため、高帯域コヒーレント トランシーバの送信部に用いられる64Gbaud LN変調器、受信部に用いられる64Gbaud集積コヒーレント レシーバなどの高帯域光コンポーネント製品を世界に先駆けて製品化している。同社は「今回、グローバル ネットワーク サービス プロバイダやデータセンタ オペレータなどの更なる大容量化へのニーズへ応えるため、近距離、都市内、データセンタ間接続などの用途へ対応した400Gトランシーバ のポートフォリオを紹介し、今後も当社がそれぞれの用途に合った最適な400Gトランシーバのソリューションを提供できること示す」とコメントを出している。

次世代光ネットワーク向け400Gトランシーバ