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IQ Networkをオーストラリアに拡張【Colt】

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 Coltテクノロジーサービス(以下、「Colt」)は2月5日、Colt IQ Networkをオーストラリアに拡張し、アジア太平洋地域におけるColtのプレゼンスをさらに高めることを発表した。

 今回、シドニーのメトロエリアまでColt IQ Networkを拡張することによって、オーストラリアとアジアの主要ハブであるシンガポールや日本との新たな接続ルートの提供を開始する。

 Coltはこの数年間でシンガポールや香港で専用線およびイーサネットプラットフォームを大幅に増強するなど、アジア太平洋地域に大規模な投資を行ってきた。直近でも、アジア太平洋地域でのSIPトランキングサービスの拡張と、グローバルでのSD WANサービスの提供開始を発表している。

 Coltは昨年、米国、スペイン、ダブリン、ベルリンおよび東欧でのサービス開始や拡張を発表し、Colt IQ Networkの大幅な拡張により、現在、全世界で850ヶ所を超えるデータセンタおよび27,500以上の商用ビルと接続可能となった。今回のシドニーへのネットワーク拡張により、グローバル企業は急成長を続けるアジア太平洋地域でのビジネスチャンスを一層拡大すると同時にColt IQ Networkの広範なカバレッジや密度を活用できるようになる。

 CiscoのVisual Networking Index(VNI)によると、今後アジア太平洋地域のIPトラフィックは年平均32%の割合で増加し、2022年には月間IPトラフィックは172.7エクサバイトに達すると予想されており、同地域の重要度はさらに高まっている。

 Coltの最高経営責任者(CEO)であるカール・グリブナー(Carl Grivner)氏は「ColtやColtのお客様にとってアジア太平洋地域の重要性はますます高まっており、今が当社のプレゼンスをさらに拡大する絶好のタイミングだ。アジア太平洋地域はブロックチェーンや5Gといった革新的テクノロジーの分野で世界をけん引しており、この地域で事業を展開する企業がビジネスをさらに前進させるため、俊敏性の高いColtのオンデマンド広帯域ネットワークに確実にアクセスできるようにしていく」とコメントを出している。
オーストラリアへの拡張にあたり、シドニーでは2拠点間を接続するColt Ethernet Lineおよび、複数拠点と本社もしくはデータセンタを接続するColt Ethernet Hub & Spokeの2つのイーサネット接続サービスの提供を開始し、今後IPおよびイーサネットVPNサービスを展開していく予定だという。