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仮想化統合基盤「Nutanix Enterprise Cloud on PRIMERGY」を国内で販売開始【富士通】

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 富士通は8月7日、国内シェアNo.1(出典:IDC Quarterly Server Tracker, 2018Q4)のPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」に、Nutanix社が提供する仮想化ソフトウェア「Nutanix Enterprise Cloud OS」を搭載した仮想化統合基盤「Nutanix Enterprise Cloud on PRIMERGY」を国内で販売開始したと発表した。
 富士通は「近年、次世代の仮想化インフラとして市場ニーズが高まり続けている、コンピューティング機能とストレージ機能を統合したハイパーコンバージドインフラストラクチャにおいて、本製品を当社の製品ラインナップに追加する。幅広い製品ラインナップにより、サーバの仮想化や仮想デスクトップの基盤導入、運用管理における作業負荷を軽減し、お客様の業務効率化を支援する」としている。

製品の特長

 この製品は、最新のインテル社製CPU「第2世代 インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー」を搭載したラック型サーバ「PRIMERGY RX2530 M5」および「PRIMERGY RX2540 M5」に、Nutanix社が提供する仮想化ソフトウェア「Nutanix Enterprise Cloud OS」を搭載してユーザに提供される。同製品は同社が動作検証済みのNutanix社認証済みサーバとして提供されるため、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ環境が構築可能だ。
 同社は、PCサーバのハードウェアの保守サービスに加え、「Nutanix Enterprise Cloud OS」の保守サービスを提供する。システム障害発生時には、同社の専任技術者がユーザのハードウェア・ソフトウェアのトラブル原因の切り分けを支援し、早期のトラブル解決に繋げるなど、サーバ仮想化や仮想デスクトップシステムにハイパーコンバージドインフラストラクチャを利用するユーザの効率的なシステム運用を支援する。

新製品の外観