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OTDRとOSAを1台に搭載したリアルタイム監視ソリューション

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光ファイバネットワークのリアルタイム監視を、専門知識なく簡単に

 アイランドシックスは、光ファイバネットワークの監視と診断が可能になるPacketLight PL-1000D(PacketLight Networks製)の提供開始を発表した。

背景と課題

 IoTやクラウド利用の増加、コロナ禍によるリモートワークの拡大、ITサービスDX化、4Kなどの高解像度の動画視聴による急激なトラフィックの増加により、ネットワークインフラの安定性・高速化が求められ、多くのデータセンタ、自治体、企業、大学で光ファイバネットワークが使われるようになった。また、光ファイバからの情報の盗聴等の問題もあり、ネットワーク管理者はより安定した通信とセキュリティの両面を留意する必要が出てきており、常時監視の必要性など管理者への負担は年々増加している。

製品の特長

 こうした課題解決のために提案されているPacketLight PL1000Dは、ネットワークの可視性を向上させ、光ファイバ信号と障害を正確に監視するための、費用対効果の高いソリューションだ。
 OTDRとOSAの機能を1台に搭載することで非侵入型のネットワーク監視を可能にし、サービスレベルアグリーメントを向上。また、監視に必要な機能が利用可能な状態で提供されるので、ユーザは専門的な知識が無くても自身で監視ができる。これにより、運用工数とコストを大幅に削減したソリューションを実現している。
 その他の特長は次の通り。

  • ダークファイバ、ライトファイバ、およびサードパーティのネットワークアプリケーションで最大8本のファイバを連続して監視可能
  • 非侵入型監視のため、トラフィックに影響を与えることなく監視が可能

PacketLight PL1000Dは、1Uの筐体にOTDRとOSAの機能を集約している。

どちらの機能も最大8ファイバを同時に診断・監視できる。