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新SightVisor販売開始 インフラ監視の高度化、防災に貢献【アンリツ】

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 アンリツは10月18日、映像情報システム SightVisorの新シリーズとして、SightVisor 3 NC5321AとSightVisor E NC5311Aの2機種を同時に販売開始した。
 同社は「インフラ監視の高度化や地域防災に貢献していく」との考えを示している。

製品外観

背景
 気候変動による災害が頻発、激甚化しており、災害対策が大きな社会的課題となっている。このような状況下で、河川や道路の管理者である国土交通省や地方自治体では、インフラ監視のニーズが高まり、監視カメラやセンサを増設する動きがある。

 一方、労働人口減少に伴う河川や道路等の監視員の減少など人手不足の状況下で、デジタル技術等を活用したインフラ監視システムの高度化に対するニーズが高まっている。

 今回発売された新SightVisorシリーズは、2012年の発売開始以来4,000台以上の導入実績を持つ従来製品の特長を受け継ぎ、今後の機能拡張に必要な性能向上が図られている。また、製品サイズの改善により19インチラック収容効率を向上し、設置スペースコストの削減にも対応した。

 今後、SightVisorシリーズは、環境計測ソリューションとの連携を深め、映像・センサなどの防災情報をタイムリーに、かつ分かり易く、ユーザへ提供できる機器へと進化していく。

SightVisor 3 NC5321Aの特長
 従来のSightVisor及びSightVisor 2の後継機種として、広域インフラ監視する事業者へ高い映像監視のパフォーマンスを提供する。

  • H.264HDを含む映像やWeb情報を最大9分割まで表示可能
  • 監視カメラ登録可能数は、30,000チャネルと広域かつ多数
  • L字テロップ表示ができ、文字情報と映像を同時に画面表示可能
  • 国土交通省仕様に準拠したPTZカメラの簡易的な操作が可能。また、固定型カメラ映像をデジタルズームも可能