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シンクレイヤの新4K8K衛星放送対応光端末器に新筐体モデルが登場

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 シンクレイヤは10月29日、設置環境の多様化ニーズに応える新設計の筐体を採用した新4K8K衛星放送対応光端末器『SORC-100R』を2022年4月(予定)より出荷開始すると発表した。

SORC-100R

 従来、主に外壁など屋外に設置されることが多い光端末器だが、近年は美観や外壁へのダメージの観点から屋内設置を望まれる加入者が増える傾向にある。
 今回発売する製品ではこれらのニーズに対し、新たに平置き・縦置きにも対応するとともに、本体色をホワイトに変更、接続ケーブル類を本体下部に集約するなど、生活空間の中への設置に配慮した筐体としている。さらに防塵・防水性能もIP44に適合。同社独自の入線部構造により、虫等の侵入により生じる不具合を未然に防止する。

生活空間の中への設置に配慮。

 また、新4K8K衛星放送対応光端末器を屋内設置した場合、BS左旋で使用する2224MHzから2643MHzの 周波数帯と、Wi-Fiで使用されている2.4GHz(2400MHz)帯の電波が干渉することにより視聴障害が発生することがある。『SORC-100R』は前モデルのSOR-806Rで実現した業界トップレベルの電波遮蔽性能を踏襲し、Wi-Fiルータを隣に設置した場合でもWi-Fi電波をブロック、視聴障害を防止する。これにより、情報分電盤内に光端末器とWi-Fiルータを隣接して収納することも可能だ。

 その他、環境負荷を減らすための対策として、RoHS指令に準拠していることはもとより、低消費電力、分別廃棄しやすい筐体とユニットのワンタッチ着脱など、SDGsを意識した仕様となっている。

視聴障害を防止。

 なお新製品の『SORC-100R』の発売に伴い、現行モデルのSOR-806RおよびSOR-807Rは在庫品の販売完了をもって生産終了となる。