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ミライト・ホールディングスが西武建設を子会社化

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 ミライト・ホールディングス(以下、ミライト HD)は1月27日、取締役会において、ミライトHDが西武ホールディングス(以下、西武 HD)の連結子会社である西武鉄道が保有する西武建設株式の95%を取得し子会社化することについて、決議した。
 また、西武 HD も同日の取締役会において、西武鉄道が西武建設株式の95%をミライト HD に譲渡することについて、決議した。
 今回の株式譲渡によって、西武建設は西武 HD の連結子会社から除外され、ミライト HD の連結子会社となる。ミライトHDは「本件が今期のミライトグループの業績に与える影響は軽微と見込んでいるが、来年度より中長期的に業績向上に資するものと考えている」という。

背景
 ミライトグループは、来年度早期を目途に検討をしているミライトHD、ミライト、ミライト・テクノロジーズの3社統合による新たなグループ体制で、新たな成長戦略として、「環境にやさしく強靭な街づくり・里づくりへの貢献」や「脱炭素化の時代に貢献するグリーン発電事業への参入」など、『みらいドメイン』と位置付ける成長領域への経営資源の結集による事業構造の転換を図る方針を示している。

株式取得による『みらいドメイン』の加速
 ミライトHDは今回の株式取得により、ミライトHD及び西武建設がそれぞれ保有する経営資源を相互に補完・共有・活用することで、通信、建築、土木、電気、データ制御・EMS 等を複合的に組み合わせる未来の街づくり・里づくり事業やグリーンエネルギー関連事業等を、コンサルティング提案から設計・施工・運用までトータルにソリューション提供する『みらいドメイン』の積極的な事業展開の加速を図っていくという。
 ミライトHDは「ミライトグループと西武グループは今後、良好な信頼関係のもと、社会インフラへの情報通信技術の活用やグリーンエネルギーの導入等における事業連携のための共同の取組みを推進していく」との考えを示している。