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VIAVIとローデ・シュワルツが、グローバル市場に向けてO-RAN適合認証を行うAuray OTICをサポート

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 ローデ・シュワルツとVIAVI Solutionsは9月12日、 台湾のAuray OTICとそのSecurity Labに対し、 グローバル市場に向けたO-RAN適合認証の交付プロセスをサポートしたことを発表した。
 O-RAN ALLIANCE が定めるO-RAN指定プロセスと手順によるプロセスを通じて、 Foxconn製のO-RAN無線ユニット(O-RU)であるRPQNシリーズの認証が完了したという。

 Auray OTICとSecurity Labは、VIAVIのTM500 O-RUテスタ、ローデ・シュワルツのR&S SMW200A、R&S FSW、R&S VSEを組み合わせたテストベッドを採用した。さらに、 このテストベッドはVIAVIのO-RU Test Managerによる一括制御で、シームレスなユーザ・エクスペリエンスも実現している。
 ローデ・シュワルツとVIAVIはいずれも無線通信テストにおけるリーディング企業であり、O-RAN ALLIANCEの仕様策定にも積極的に協力している。この両社が業界トップレベルの機能を持ち寄って、O-RUコンフォーマンス・テストのための統合ソリューションを整えた。

 O-RAN Certification and Badging Program(認証プログラム)において、O-RAN ALLIANCEが承認した世界中のOpen Testing and Integration Center(OTIC)はいずれも、産業用O-RANソリューションの信頼性を保証する総合的な体制の中心的な役割を担っている。
 O-RANは、ディスアグリゲーションされたオープンかつ柔軟な無線アクセス・ネットワークを実現するアーキテクチャ。ネットワーク・アーキテクチャがオープンになっていれば、 技術革新や個別のニーズへの対応が促進され、 ネットワーク効率も高めることができる。 そのため、 O-RANは技術エコシステムの中で急速な発展と成長を遂げつつある。

 FoxconnはRPQNシリーズとして5G NR対応無線ユニット(O-RU)を開発し、O-RAN ALLIANCEの規格に完全な準拠を果たした。このFoxconn社製4T/4Rスモールセル無線基地局は、n79・n78・n77・n48の5G NRバンドをカバーしている。コンパクトかつ軽量で設置が容易なため、 屋内アプリケーションでの最適なカバレッジが実現する。 その設計は3GPPとO-RANの広範な適合試験をクリアしており、 台湾の主要地域のほとんどでCEや FCC、TELEC、NCCによる承認を受けている。

 今回の検証は、CUS-Plane(コントロール・ユーザ・同期プレーン)とM-Plane(管理プレーン)を含め、 O-RANのワーキンググループWG4が定めたフロントホールのコンフォーマンス・テスト仕様に従ったものだ。
 WG4の目的は、 オープンなフロントホール・インターフェースを用意して、複数のベンダのDU(分散ユニット)とRU(無線ユニット)の間での相互運用性を実現可能にすること。
 Auray OTICとSecurityLabは、独立したピアレビュー性も追加保証するために、 O-RANテスト結果についてTAFからISO/IEC 17025承認を受けるとともに、ISO/IEC 17065に従っている。