光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

三井情報が、10月より「MKI ローカル5G Starter Kit」を提供

DX/IoT/AI 無料

無線局の免許取得支援と最小ネットワーク構築でローカル5G導入を促進

 三井情報は9月12日、「MKI ローカル5G Starter Kit」の提供を10月より開始すると発表した。
 同社は「本キットはローカル5Gを試験的に導入したい企業や自治体などが、最小構成のローカル5Gネットワークを短期間で導入するソリューションだ。三井情報は本キットの販売を通じて、国内のローカル5G普及を促進していく」と説明している。

 近年、国内では個別のニーズに応じて構築できるローカル5G環境を用いて、企業・自治体が主体的にサービスやソリューションを創出しようとする機運が高まっており、三井情報はそれを後押しするために同キットの販売を開始する。同キットでは、ローカル5G導入に必要な無線局の免許取得支援、ローカル5Gネットワークの設計・構築、導入後の保守サービスをまとめて提供する。

Airspan Networksのオールインワン型5G基地局を採用
 5G基地局には、グローバルで豊富なキャリア導入実績をもつAirspan Networksの製品を採用している。5G基地局を構成するRU(Radio Unit)、DU(Distributed Unit)、CU(Central Unit)を単一筐体で提供するため、複雑な5Gシステムをより手軽に導入することが可能だ。

Working Group TwoのSaaS型5Gコアを採用
 5Gコアには、SaaS型5Gコアをフルマネージドで提供するWorking Group Two ASを採用している。ユーザ環境で5Gコアの構築作業が不要なため、短期間で利用開始することが可能だ。また、開発者向けに様々なAPIを提供しており、ローカル5Gのさらなる付加価値の創出にも活用できる。

多様なニーズに応えるラインナップ
 ローカル5Gで利用可能なSub6周波数帯の全て(4.6GHz-4.9GHz)に対応した、屋内用・屋外用のオールインワン型5G基地局を提供する。また、屋外用基地局には電波の放射パターンが異なる複数の外部アンテナを用意している。
※屋外用基地局の提供から開始し、2023年1月以降に屋内用基地局の取り扱い追加を予定。

準同期方式をはじめとする柔軟な機能拡張
 準同期方式に対応予定のため、端末から基地局への通信(アップリンク)の帯域が重要となるユースケースにも活用できる。また、移動通信システムの国際標準化プロジェクト3GPP(Third Generation Partnership Project)のリリース仕様に合わせた機能アップデートも順次予定している。

豊富な無線NW構築実績にもとづくトータルサポート
 システムインテグレーターとして様々な無線ネットワークの設計構築を手掛けてきた三井情報が、免許申請・ネットワーク設計構築・保守まで包括的なサポートをワンストップで提供する。

 三井情報は「本キットを企業・自治体へ提供し、ローカル5Gを活用した様々な社会課題を解決するソリューションの創出を加速させていく」としている。