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数年先を見据えたCATV伝送路の整備(7)

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データコントロルズ

今回が初出展となるデータコントロルズは、通信や放送、センサ、監視のネットワーク製品を扱っている。メーカーと商社機能を併せ持つ企業であり、経験知識を活かした自社設計・開発製品を委託製造し、コストパフォーマンスに優れた製品を提供できるのが強みだ。データコントロルズ ネットワークシステム部 営業課の山口恵右氏は「映像伝送分野での実績が伸びているので、ケーブル技術ショーでもご紹介したい」と話す。
 注目展示は、FEC機能を備えたWDMマルチプロトコルリピータ「DCWDM2108H」と10G OTNリピータ「OTN61002」の組み合わせによる高品質な通信ソリューションや、物理的な光ファイバの冗長や遠隔からの切り替えが可能な光切替スイッチ「DCOPS」。PCのUSBに接続して使用するユニークなトラフィックジェネレータ「Nudog」も注目を集めている。
ブースでは機器の使用方法や接続例などのデモンストレーションが行われる。

FEC機能を備えた高信頼のWDMマルチサービスリピータ

 FEC機能を備えた高品質な通信ソリューションを展示する。これは8対のSFP+ポートを備えており、WDMの使用で最大80Gの1芯双方向を伝送できる。FEC機能による品質の高い通信とリモート監視を実現できるので、信頼性を確保したいネットワークでは有効なソリューションだ。
 このソリューションは、WDMマルチプロトコルリピータ「DCWDM2108H」と10G OTNリピータ「OTN61002」を組み合わせた構成となっており、各機器の特長は次の通り。

センター間接続などの大容量長距離伝送とファイバコストの削減

 WDMマルチプロトコルリピータ「DCWDM2108H」は複数のプロトコルが混在しても1芯ファイバで長距離大容量伝送ができるという、マルチサービス対応の製品。省スペース化や、長距離WDM伝送によるファイバコスト削減が特長だ。
 10Gを120km伝送できる製品で、FEC誤り訂正機能(G.975.1 EFEC I.4/G709 GFEC)を搭載し、高品質な通信を可能としている。1Gを長距離伝送しているユーザが10Gへ移行する際には、このFEC機能による信頼性の担保が重要になる。
 伝送ポートは脱着可能な8対のマルチレートSFP/SFP+ポートを備えている。DWDMフィルタとアンプを1RU シャーシの内部に増設することもできるので、設置スペースを省くことができる。10Gを1リンクから使用できる。最大80Gの1芯/2芯双方向、もしくは40Gの1芯双方向2セットの長距離伝送を省スペースで構築することが可能だ。
伝送ポートは上下が対となり独立した8台分のリピータ(メディアコンバータ)としても使用できる。
 LAN/OSCによるローカル/リモート遠隔監視機能(SNMP/syslog)にも対応。
 更に距離を伸ばす場合は光アンプを同じ筺体に入れることができる。冗長機能も備わっているので、オールインワンに近い製品だ。CATV事業者、テレコム、データセンタと幅様々なネットワークで役立つ。

「DCWDM2108」シリーズの電送部ブロック図

「DCWDM2108」シリーズの電送部ブロック図

2チャンネルのマルチサービス対応の10G OTNリピータ

 10G OTNリピータ「OTN61002」は今年3月にリリースされた新製品。2チャンネルのマルチサービスに対応しており、幅広いシーンで活躍する。チャンネル毎にFEC誤り訂正機能(G.975.1 EFEC I.4/G709 GFEC)を搭載しており、エラーレートを訂正し、高品質な長距離伝送を実現できる。
 インバンド管理機能が備わっており、リモート設定やパフォーマンスモニタも可能だ。Point to Pointアプリケーションや前述のWDMマルチプロトコルリピータ「DCWDM2108H」を用いたアプリケーションでは、リモート端末として利用することもできる。

10G OTNリピータ「OTN61002」は、WDMマルチプロトコルリピータ「DCWDM2108H」と組み合わせたアプリケーションではリモート端末としても動作する。図の上部のように、ローカル管理カードを使用せずにリモートスタンドアローン装置として使用することも可能だ。

10G OTNリピータ「OTN61002」は、WDMマルチプロトコルリピータ「DCWDM2108H」と組み合わせたアプリケーションではリモート端末としても動作する。図の上部のように、ローカル管理カードを使用せずにリモートスタンドアローン装置として使用することも可能だ。

光切替スイッチシステム「DCOPS」

 光切替スイッチシステムは、光ファイバ網の冗長化と切り替え、バイパスにより、途切れないネットワーク網を実現する製品。切り替えはレイヤー1で物理的に行うので、様々な通信方式で利用できる。遠隔からの切り替えとバイパスを瞬時に行うことが可能で、主回線に万が一の不具合が発生した場合でも迅速に対応できる。回線を常時監視しており、事前に受光閾値を設定しておくことで自動的に切り替わる設定や、切り戻しを防ぐ設定も選択することができる。
 8スロット1RUシャーシと、2スロット独立シャーシの2種類のシャーシをラインナップ。電源モジュールおよびスイッチモジュールはホットスワップで追加、交換ができるので、必要に応じた段階的な拡張も可能だ。故障時は経路を自己保持させることもできる。障害検出の各種アラームを搭載。LEDにより電源、使用、優先ポートが可視化されている。
 CATV、テレコム、道路・鉄道ネットワークと、様々なシーンで役立つシステムだ。信頼性の向上だけでなく、予備線の有効利用や人的コストを低減できるメリットも大きい。

光切替スイッチシステム

光切替スイッチシステム

PCにUSB接続して使用するトラフィックジェネレータ

 「NuDOG」はPCのUSBに接続して使用するユニークなテスタ。ソフトウェアによりネットワーク品質・開通試験、フレームキャプチャが容易にできる。一般的なPCで操作ができる手軽さや、プロトコルの編集まできる点で注目を集めている。
 システム設定/管理可能なコンパクトテスト装置でありながら、マルチストリームジェネレータ、TAP/ループバックテスト及びNICエミュレーションを実現する。
 試験対象に対して、双方向(最大64フレーム@ポート毎)でのワイヤーレート送信。フレームは任意に設定可能なので、CRC/IPCSエラーフレーム等の生成が可能だ。TAPモードではwireshark のI/Fアダプタとして使用する事で、タグ付きフレームのVIDやエラーフレームなども確認できる。計測データはリアルタイムにエクセルへ出力が可能だ。

「NuDOG」のフレーム編集画面

「NuDOG」のフレーム編集画面

掲載出展社(50音順)

伊藤忠ケーブルシステム
Viaviソリューションズ(旧:ジェイディーエスユー・ティーアンドエム)
NTTアドバンステクノロジ
シンクレイヤ
住友電気工業
フジクラ
三菱電機

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