Dell’Oro Groupは2月2日(レッドウッドシティ)、同社の予測レポート『Network Security 5-Year Forecast Report』のサマリーを発表した。

　同レポートは、SaaSおよび仮想ベースのネットワークセキュリティは、2026年のネットワークセキュリティ市場の総収益330億ドルの51％を占めると予測している。
　
　Dell’Oro Groupのネットワークセキュリティ リサーチディレクターであるMauricio Sanchez氏は「1980年代に最初のネットワークセキュリティ アプライアンスが登場して以来、ネットワークセキュリティ市場は専用ハードウェアが大半を占めていたが、今、それが劇的に変化している」とし、「クラウドアプリケーションとハイブリッドワークを新しい標準として採用している企業の間では、これらのユースケースにより適したSaaSベースおよび仮想ベースのネットワークセキュリティ ソリューションを優先するケースが見られる。これは、ハードウェアセキュリティアプライアンスが消滅するということではないが、以前のようなネットワークセキュリティの先駆者ではなくなっている」コメントを出している。