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無線LAN端末の位置情報管理が可能な端末トレーサビリティソリューションを提供【アラクサラ】

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 アラクサラネットワークス(以下、アラクサラ)は5月15日、有線LANと無線LANからなるネットワーク環境において、有線LANと無線LANの端末位置情報を一元的に管理可能な端末トレーサビリティソリューションを提供すると発表した。
 タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末の普及に伴い、有線LANと無線LANを統合したネットワークを構築することが一般的になっている。こうした有線と無線とが混在する環境であっても、端末の接続状況等を一元的、かつリアルタイムに把握することがネットワークの運用上重要となっている。特にセキュリティインシデント発生時などにおいては、一刻を争う状況の中で正確な情報をリアルタイムで把握することが求められる。
 アラクサラは、ネットワークにおける端末の位置情報を管理できる端末トレーサビリティソリューションを提供している。これまでの端末トレーサビリティソリューションの仕組みでは、無線LANが混在した場合において端末の接続位置を正確に把握できないことがあった。同社はこの課題に対応するため、無線LAN環境対応への機能強化を行い、有線LANと無線LANが混在したネットワークにおいても、有線LAN端末と無線LAN端末それぞれの正確な位置情報の一元管理を可能にする。

有線LAN、無線LANの混在したネットワークへの適用

 アラクサラでは、無線LANコントローラが保持する無線LAN端末の情報と、無線LANアクセスポイントの情報を収集し、コアスイッチ、エッジスイッチの情報と組み合わせることで無線LAN端末の正確な接続位置情報を管理、可視化する。これを実現するため、端末トレーサビリティソリューションの構成製品であるAX-Security-Controller(AX-SC)に無線LANコントローラを管理する機能を実装する。対応する無線LANコントローラはCisco Systems、Hewlett Packard Enterprise(Aruba)などの複数の製品をサポート予定だ。これにより、マルチベンダ環境での有線・無線LANのネットワークシステムであっても適用が可能となる。
 同ソリューションで対応する無線LANコントローラは以下の通り。また対応するAX-SCは、2019年7月からの出荷を予定している。アラクサラは、今後も対応する無線LANコントローラを拡大していく予定だという。

対応する無線LANコントローラ

端末トレーサビリティソリューションの特長

 端末トレーサビリティソリューションでは、端末がどの装置のどのポートやVLANにいつから接続されているか、また端末の資産番号、ユーザ情報などの付加情報も併せて一元的に確認することが可能だ。主な特長は次の通り。

必要な情報を自動収集してリアルタイムに端末を特定・可視化
 端末がアクセスしている装置やネットワークなどの情報は、ネットワークスイッチから自動的に収集、蓄積するので運用の負荷が少なくて済む。端末に利用者や部署名といったエイリアス(ラベル)を設定したり、ネットワークスイッチやアクセスポイントの設置場所を装置名として設定したりすることで一覧表示の見やすさを高め、より直感的でわかりやすい可視化を行える。

過去の端末情報(履歴)も可視化
 自動収集した過去の履歴を保持しており、問題発生時に遡って端末の利用状況を容易にトレースできる。事象の把握と影響範囲の絞り込みをアシストする。DHCPのアドレス変更や端末の移動など、時間の経過に伴う変化にも自動追従する。

既設ネットワークへ迅速に導入・適用
 アラクサラのセキュリティコントローラAX-SCを既存のネットワークに追加するだけで、端末の特定や接続位置の可視化を実現する。他社製品のスイッチなどを利用している場合にも導入できる。端末へのエージェントソフトウェアの導入も不要だ。