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NTTドコモの5G商用サービスに向けた基地局装置の提供に合意【NEC】

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 NECは4月25日、NTTドコモ(以下、ドコモ)と、5Gサービスの商用化に向けた5G基地局装置の制御部の提供に合意したことを発表した。NECは今後、既存の通信装置「高密度基地局装置」を5Gへ対応するための開発を進め、ドコモが2020年から開始予定の5Gサービスの実現に貢献する。

 NECが2015年2月に納入開始した高密度基地局装置は、ドコモが提唱する「高度化C-RANアーキテクチャ」に対応し、基地局制御部として活用されている。また、ソフトウェアのアップグレードにより、LTEからLTE-Advancedへ通信の高度化を実現してきた。
 今回、その高密度基地局装置を最大限に活用するため、NECは5Gへの対応もソフトウェアのアップグレードと、最小限のハードウェアの置換により実現する。なお、5Gへの対応後も既存のLTE/LTE-Advancedサービスは継続可能で、LTE/LTE Advancedと5Gのサービスを共存し、様々なサービス要件に対応できるネットワークの実現に貢献するという。
 NTTドコモ 取締役常務執行役員の中村寛氏は「ドコモの5G商用サービスは、既存の通信設備を最大限に活用して効率的に導入・展開する予定だ。今回のNEC様との合意はこの方針に合致するものであり、弊社の5G商用サービスの実現にご貢献頂けるものと期待している。ドコモは、引き続き様々な業界のパートナーの皆様とともに5Gのサービス・市場の創造に取り組んでいく」とコメントを出している。
 NEC 執行役員常務の河村厚男氏は「NECはドコモ様と5Gの商用サービスに向けた基地局装置の提供に合意したことを光栄に思う。NECはドコモ様と5Gサービスの商用化に向けて、5G NRの新たな技術開発を進めています。さらに超高速・大容量・超低遅延といった特徴を有する5Gと最先端のICTを組み合わせた、遠隔診療や高度な警備をはじめとする新たなサービスやビジネスの共創にも取り組んでいる。こうした取り組みを通じて、今後もドコモ様の5Gサービスの実現に貢献していく」とコメントを出している。