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Providentiaリサーチプロジェクトで、ドイツのアウトバーンA9におけるモバイル通信インフラ調査を開始【ローデ・シュワルツ】

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プロジェクトのイメージ

 ローデ・シュワルツは8月22日、Providentiaリサーチプロジェクトで、ドイツのアウトバーンA9におけるモバイル通信インフラ調査を開始した。交通安全の未来は、自動運転と複雑な運転支援システムに依存する。 安全運転のためには、すべての車両が高性能モバイル通信インフラストラクチャを介して周囲と接続されている必要がある。ローデ・シュワルツの電子計測器は、Providentiaリサーチプロジェクトで使用されている。 この技術グループは、テストルートに沿って既存のモバイル通信システム(GSM、UMTS、およびLTE)を調査し、5Gモバイル通信の開発をサポートしている。

 「革新的なハイウェイのシナリオにおいて、電気通信技術を用いた積極的なビデオ活用」に関するProvidentiaリサーチプロジェクトでは、次世代のローカル環境分析に必要な追加条件を作成する。分散センサのデータに基づいて、ドライバー及び自動車は、遠方の交通状況をデジタル画像で受信し、スムーズな運転が可能となる。これを実現するには、車両を高性能なモバイル通信インフラストラクチャを介して広域ネットワークに接続する必要がある。同プロジェクトのパートナーであるローデ・シュワルツの電子計測器は、テストルートに沿ってこのモバイル通信インフラをチェックし、5Gモバイル通信技術の開発をサポートする。

 ローデ・シュワルツは、テストルートに沿ったモバイル通信インフラストラクチャを検証して、Providentiaアプリケーションシナリオに対する適合性を判断した。 ローデ・シュワルツのR&S TSME及びR&S TSMAモバイル・ネットワーク・スキャナなどのポータブルモバイル通信レシーバは、モバイル通信システムの重要なパフォーマンスデータを記録する。そしてこのデータは、R&S ROMES4ソフトウェアにより分析される。さらに、LTE eNodeB位置推定は、基地局の正確な位置を特定する。これにより、プロジェクトパートナーはモバイル通信インフラストラクチャのパフォーマンスに関する貴重な情報を得ることができるため、どの程度まで要件を満たしているかを評価することができる。

 ローデ・シュワルツは、現在モバイル通信セルの利用状況を調査している。R&S ROMES4プラットフォーム・スキャニング機能は、現在のデータトラフィックをモバイル・ネットワークに記録する。このデータは、アップリンク・アロケーション・アナライザ(ULAA)、及びダウンリンク・アロケーション・アナライザ(DLAA)によって分析される。これにより、Providentiaアプリケーションシナリオを実装するのに十分なネットワーク容量があるかどうかを評価できる。スマートフォン、タブレット、車載インフォテイメントシステムでは、さらに多くのデータトラフィックが発生するため、自動運転の開発においてこうした評価は特に重要だ。

 このプロジェクトでローデ・シュワルツは、テストルートに沿ってプロトタイプ5Gインフラストラクチャの計画と最適化の基礎を築いている。将来の5Gシステムは、現在モバイル通信に利用できない周波数帯域を使用するため、プロトタイプの5Gネットワーク構造で調査する必要がある。テストルートに沿った既存の通信システムとの干渉を回避し、無線信号の変化した伝搬状態を判定するために、ローデ・シュワルツの電子計測器は、周波数スペクトルを調査し、送信信号および干渉信号を視覚化するために使用されている。

 連邦交通省およびデジタル・インフラストラクチャ(BMVI)は、「ドイツのデジタル・テスト・フィールドにおける、自動化およびネットワーク化運転」の「ロードトラフィックの自動化およびネットワーク化」調査プログラムの一環として、Providentiaプロジェクトに609万ユーロ(約8億円)を提供している。 BMW グループ、Cognition Factory、Elektrobit、IPG Automotive、fortiss、そしてHuaweiもこのプロジェクトのパートナーだ。 Providentiaプロジェクトは2016年12月1日に開始され、2019年6月30日まで実行される。

プロジェクトに貢献するローデ・シュワルツの製品