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日本企業として初、日立の大みか事業所が世界経済フォーラム(WEF)より世界の先進工場「Lighthouse」に選出

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 日立製作所(以下、日立)は1月10日、社会インフラや産業分野向けに情報制御システムを手掛ける日立の大みか事業所(茨城県 日立市)が、世界経済フォーラム(以下、WEF(World Economic Forum))から世界の先進工場「Lighthouse」(灯台:企業の指針)の一つに選出されたと発表した。大みか事業所は、OT(※1)・IT・プロダクトを融合した日立のLumada(※2)ソリューションの実践工場として、各分野の技術やノウハウを結集させさまざまな課題解決や新たなビジネスの創出に取り組んでおり、これを通じたバリューチェーンの全体最適化や高度化が評価され、今回の選定に至った。
※1 OT:Operational Technology(運用・制御技術)。
※2 Lumada:ユーザのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称。

日立の大みか事業所

 日本企業の工場が「Lighthouse」に選出されるのは、大みか事業所が初めてとなる。2020年1月21~24日にスイスのダボスで開催されるWEF年次総会(ダボス会議)では、「Lighthouse」に関連するセッションも予定されている。
 WEFは2018年から、第4次産業革命をリードする世界で最も先進的な工場を「Lighthouse」として選出・発表している。
 大みか事業所は、1969年の操業開始以来、鉄道や電力、上下水道、産業分野など重要社会インフラ向けに情報制御システムを提供し、ハードウェア・ソフトウェアの設計・開発から製造、システム全体の運用保守までを一貫して担ってきた。長年、ユーザごとの個別ニーズに応じた多品種少量生産の中でも、大量生産並みの生産性実現が求められる「マスカスタマイゼーション」の追求と、ミッションクリティカルシステムに求められる信頼性の両立を実現するため、現場における日々の改善活動を進めている。
 日立は「今回、大みか事業所の長年の取り組みとして、IoT技術やデータ分析ノウハウなどを活用したデジタルソリューションによって、ハードウェア・ソフトウェアの開発・設計から納入後の運用保守までにわたるバリューチェーン全体で最適化を実現し、重要社会インフラの安定供給・安定稼働に貢献してきたことが評価され、選出に至った」としている。
 具体的には、ハードウェアの設計・製造においてIoTを活用し、生産リードタイムの短縮などを実現した「高効率生産モデル」の確立のほか、ソフトウェアの設計・開発フェーズでの「自律分散フレームワーク」によるシステムの高信頼性・拡張性の実現、シミュレーション環境の活用による徹底した品質管理、そしてサイバー防衛訓練サービスや安定稼働サービスによる保守支援など、デジタル技術による全体最適化、高度化の取り組みが評価された。
 日立は「創業以来110年にわたり蓄積してきたOTのノウハウと、AIなどの先端のデジタル技術を活用し、顧客のデジタルイノベーションを加速するLumadaソリューションをグローバルに展開している。今後も、大みか事業所のノウハウをお客さまやパートナーに幅広く共有するとともに、お客さまやパートナーとの協創による課題解決を通じて、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していく」としている。