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5G向け大容量パケットキャプチャ/解析システム「SYNESIS」25GbE対応モデル発売【東陽テクニカ】

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「SYNESIS」ポータブル型25GbE対応モデル

 東陽テクニカは2月20日、大容量パケットキャプチャ/ 解析システム「SYNESIS」の新モデルとして、ポータブル型 25GbE対応モデルを4月1日に発売すると発表した。5Gネットワークの通信トラブルの解析に役立つ機能も搭載されているという。

 2020 年に国内での本格的なサービス開始が予定されている5G ネットワークでは、ユーザー側(モバイルフロントホール)は 25GbE規格での運用が予定されている。そのため、障害が起こった場合の解析用のツールとして 25GbE 規格に対応し、かつ障害箇所が複数にわたる場合に備え、持ち運びのできるパケットキャプチャ装置が求められている。

5Gネットワークとイーサネットスピード

 「SYNESIS」はイーサネット・ネットワーク上に流れる高速トラフィックを取りこぼすこと無く連続でキャプチャし、迅速に正確な解析を行うことのできる LAN アナライザ。新たに発売されるモデルは 25GbE に対応するだけでなく、5G ネットワークを構成する各規格(1/10/40/100GbE)のマルチスピードキャプチャが可能だ。また持ち運びも可能なため複数台を設置、導入する必要がなくコストの抑制につながる。
 同社は「ネットワークで障害が起こった際に、迅速に障害解析を行うことでダウンタイムを減らし、スムーズな 5G ネットワークの運営に貢献する」としている。

主な特長

  • ロスしないパケットキャプチャ力により、高速トラフィックでもとりこぼし無く、連続して100%確保
  • 必要な現場に持ち込んでオンサイト解析が可能な、ポータブル型
  • マルチスピードキャプチャ 1/10/25/40/100GbEデータを1台でキャプチャ可能(トランシーバは変更)
  • eCPRI (Common Public Radio Interface)翻訳
  • 25G SR/LR/BiDiトランシーバ対応
  • IEEE 1588 Precision Time Protocol (PTP) v2対応

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