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5G NR ネットワークの配備と運用を簡略化するR&S 5G サイトテストソリューション【ローデ・シュワルツ】

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 ローデ・シュワルツ・ジャパンは2月28日、5Gサイトテストソリューション(5G STS)を導入し、5Gのインストールとトラブルシューティングに必要な全てのファンクションテスト、RFテスト、シグナリングテストを組み合わせた実証済みのテスト機器の統合パッケージを業界に提供すると発表した。

 新しい各セルサイトのサイトアクセプタンスとトラブルシューティングでは、ビームフォーミングや5G /LTEデュアル接続等の新しい機能をテストして、正しいインストールとパフォーマンスを検証し、必要なサービス品質(QoS)がエンドユーザーに確実に提供されるようにする必要がある。ローデ・シュワルツの5Gサイトテストソリューションを使用すると、ネットワークフィールドサービスエンジニアは、サイトアクセプタンスと新しいセルサイトのトラブルシューティングのプロセスを加速させる、強力なテストツールキットが入手可能になる。
 5G STSは、R&S TSMA6モバイル・ネットワーク・スキャナーとR&S TSME30DCダウンコンバータ、ハンドヘルドネットワークトラブルシューティングツールQualiPoc Android、及びR&S ZPHハンドヘルド・ケーブル&アンテナ・アナライザで構成されている。

 ローデ・シュワルツは「ソリューションの核となるのは、R&S TSMA6モバイル・ネットワーク・スキャナーとなり、自動チャネル検出機能(ACD)を使用して、全てのLTE及び5G信号を表示し、チャネル周波数を特定し、PCI / SSB情報をデコードして信号の品質分析を行う」としている。

 QualiPoc Androidにより、フィールドサービスエンジニアは5Gキャリアの存在を検出し、アップリンク速度、ダウンリンク速度、遅延の基本パラメータを検証できるようになった。またQualiPoc Androidは、セルとビームの品質測定を行い、5Gノンスタンドアロン(NSA)モードに不可欠なLTEアンカーセルの品質と性能の検証が可能だ。
 オプションとしてR&S ZPHハンドヘルド・ケーブル&アンテナ・アナライザを使用することで、スペクトラム解析機能とケーブル&アンテナ解析機能を組み合わせて、5Gキャリアの占有帯域幅を測定可能だ。タイムゲートを使用して、アップリンク信号を分離する点は、TDDネットワークでの干渉探索に重要になってくる。ゼロスパン機能により、SSBを時間領域で表示し、ビームの数も判断が可能だ。またR&S ZPHは、すべてのセルサイトでの光パワーやVSWR、1ポート・ケーブル損失測定、DTF測定が可能だ。
 ローデ・シュワルツは「この5G STSを使用すると、フィールドサービスエンジニアは自動チャネル検出機能(ACD)を利用して、チャネルを手動で設定するのではなく、正しい測定設定で自動的に構成できる。このソリューションは、従来のスペクトラム・アナライザよりも大幅に高速で高感度のものになった。 5GとLTEのテストを同時に実行できるだけでなく、1つの統合パッケージで5Gサイトの効率的な検証とトラブルシューティングに必要な全てのテストを実行することが可能になる」としている。

5G STS

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