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製造現場を”まるごと”見える化する『まるごとIoT』シリーズ、位置×実績 見える化システム『Ez(イージー)-(・)Bee(ビー)』の提供開始【WHERE】

DX/IoT/AI 無料

Ez-Beeロゴマーク

 WHEREは9月1日、テクノアが10月より販売を開始する、中小製造業様のIoT化を推進するサービス「まるごとIoT」シリーズの新製品、位置×実績 見える化システム『Ez-Bee』(イージー・ビー)向けに、IoTインフラ『EXBeaconプラットフォーム』の提供を開始した。
 『Ez-Bee』は、この両者で共同開発したもので、テクノアの提供する『TECHSシリーズ』とWHEREの提供する『EXBeaconプラットフォーム』を組み合わせることで、ヒトやモノの位置情報、作業実績などの情報をリアルタイムに把握し、生産管理の情報として一元管理できる。

 製造現場では「より正確に」「より簡単に」データ収集できることが求められている。WHEREは「テクノアの導入実績3,800社超の生産管理システム『TECHSシリーズ』を中心とした生産管理ソリューションと、弊社のIoTインフラ『EXBeaconプラットフォーム』が実現するデジタルツイン技術を組み合わせることで、製造現場のIoT化をさらに推進し、中小製造業様の生産性向上、経営力強化に貢献する」としている。

Ez-Beeの概要

 工場建屋内にIoTインフラ『EXBeaconプラットフォーム』を構築し、担当者と、製造現場への作業指示書に「ビーコンカード」(自位置を表す無線識別子)をそれぞれに付与する。これで場内での「ヒトやモノの位置」が分かるようになる。
 作業時には工作機械などの作業場所に設置した「ビーコンボックス」に担当者と作業指示書の「ビーコンカード」を挿入し、作業着手となる。作業終了時に「ビーコンカード」を取り出すことで作業完了となり、自動で実績情報が収集される。
 位置情報や作業状況は、クラウド上で管理される。また、クラウドのデータはTECHSにもリアルタイムに反映される。

Ez-Beeの利用イメージ

ビーコンボックスにビーコンカードを入れて作業実績を収集する

主な導入効果
・「位置×実績」が分かることによる、リアルタイムでの進捗管理
・「所在不明品」の撲滅(探す手間と時間の削減)
・作業実績情報の自動収集(日報処理などの事務工数の削減)

提供価格
生産管理システム『TECHSシリーズ』の連携オプションとして
Ez-Bee基本ソフト 30万円〜
※ハードウェア(ビーコン機器類)、設定作業費、TECHSシリーズ本体は含まず。
月額利用料 1万2500円~

初年度目標社数
100社