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新4K衛星放送の映像・音声を確認できるデジタルレベルチェッカーを発売【マスプロ電工】

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受信レベルに加え、信号品質をあらわすMER(C/N)、BERの測定と、デジタル変調の品質を視覚的に確認できるコンスタレーション表示により、精度の高いアンテナ調整が可能だ。

 マスプロ電工は12月11日、新4K8K衛星放送の測定および、新4K衛星放送の映像・音声を確認できるデジタルレベルチェッカーを12月下旬に発売すると発表した。

 マスプロ電工はこれまで、地上デジタル放送、BSデジタル・110°CSデジタルの受信レベルなどはもちろん、映像・音声も確認できるモデルや、新4K8K衛星放送を測定できるハンディータイプをラインナップしてきた。
 今回開発したデジタルレベルチェッカー LCV4Aは、市場から要望の多かった、新4K8K衛星放送の測定のみならず、新4K衛星放送の映像・音声の確認もできる。

操作しやすいファンクション機能:測定画面ごとにボタンの機能が変更できるファンクションボタンを搭載。画面上に機能名を表示できるため、操作パネルに表記できなかった機能名も表示できるようになった。また、従来では〔シフト〕ボタンと同時押しが必要であった機能も、ファンクションボタンのみの押下で実行できるようになった。

測定判定が一目で判断できる:測定判定が「OK」「NG」で表示されるため、信号の受信状況の判断が容易だ。(判定値を任意で変更することも可能)

受信レベル、MER(C/N)、BER放送局名を1画面で表示:ひと目で必要なデータを確認できるため、各種測定ごとに画面を切換える必要がなく、作業時間の短縮につながる。また、受信チャンネルに加えて放送局名も表示できる。

多チャンネル測定のリスト表示が可能:多チャンネル測定で、測定結果(受信レベル、MER(C/N)、BER)をリスト表示できるので、複数チャンネルの測定データを一目で確認できる。

地上デジタル受信確認マーク表示機能:地上デジタル放送を受信したときに、MERとBERの測定値から判断して確認マークを表示するので、アンテナの方向調整が簡単・確実に行える。

衛星受信確認マーク表示機能:BSデジタル放送、110°CSデジタル放送、スカパー!プレミアムサービス、新4K8K衛星放送の衛星信号を受信したときに、衛星受信確認マークを表示するので、アンテナの方向調整が簡単・確実に行える。

CATV上り、下り帯域の測定に対応:従来の70~770MHzに加え、CATV上り帯域(10~60MHz)および、CATV下り帯域(770~1002MHz)の測定に対応した。