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ユーザのIT環境とOT環境をサイバー脅威から守るMSSを提供開始【インフォメーション・ディベロプメント】

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 インフォメーション・ディベロプメントは6月28日、ID-Crossマネージドセキュリティサービス(MSS)を提供開始し、MSSサービスを拡充したことを発表した。(情報提供:共同通信PRワイヤー)

 同サービスはネットワーク監視や運用、セキュリティイベントログの管理や定期レポート作成を当社へアウトソースするサービス。これにより、ユーザは運用負荷低減、高度セキュリティ対策、コスト最適化を図ることができる。

サービスのイメージ

 IT環境(クラウド/オンプレミス)とOT環境(Operational Technology:制御運用技術)どちらも支援可能だ。
 IT環境では最新のAIをベースとしたaiSIEMを採用し、クラウド環境(AWS/Azureなど)とオンプレミス環境をまとめて24時間365日監視する。特に拠点間の不審な振る舞い検知には強く、サプライチェーンやグループ企業などの複数拠点を監視する必要がある企業に最適だ。
 OT環境ではグローバルで実績のあるエンジンを採用し、IT環境と同じく24時間365日監視する。既存システムに影響を与えずに導入でき、ICS(Industrial Control System:産業制御システム)資産自動検出による資産マッピングを定期でレポートする。これにより、資産棚卸が効率化され、管理コストの削減となる。脆弱性シミュレート(アタックベクター)の結果も定期レポートし、脆弱性を管理することで攻撃リスクが削減される。

AIによる24時間365日監視。


同社のID-Crossマルチクラウドマネージドサービスと組み合わせることで、よりコスト最適化、よりセキュアな環境を実現できる。また、FW・UTM・IDS/IPS・WAF等 個別のセキュリティデバイスに対するMSSのご相談も受け付けているという。

 インフォメーション・ディベロプメントは今後の取り組みについて「当社はサービス導入前のアセスメントサービスからお客様をご支援でき、ID-CrossマネージドセキュリティサービスによりIT環境だけでなくOT環境も一括して監視し、セキュリティ管理・運用を行う事を実現した。これにより、お客様は運用負荷低減、高度セキュリティ対策だけでなく、コスト最適化も図ることができる。今後も当社独自のノウハウと高い技術力でお客様のビジネス変革に貢献する」との考えを示している。

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