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ケーブル技術ショー2024が来年7月に東京国際フォーラムにて開催。自治体やケーブルテレビ事業者とのオンラインビジネスマッチングほか新企画が充実

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 日本CATV技術協会は12月1日、「ケーブル技術ショー2024」を2024年7月18日、19 日の日程で東京国際フォーラムにて開催すると発表した。オンライン展示会も同6月3日~8月31日の日程で実施される。

 CATVは、地域密着型の放送・通信インフラサービスとして、光ファイバケーブルや同軸ケーブルで地域を繋ぎ、テレビ番組放送だけでなく、インターネット通信をはじめ、IP 電話、MVNO、ローカル5G、地域BWA など、各種ICTソリューションを幅広く提供している。
 CATVは、第三セクターや自治体、公益法人による事業者が半数以上を超えており、地元自治体などと密接に連携・協働して、地域住民や地域社会の多様なニーズに応えることで培ってきた「地域密着性」、「地域の情報インフラ」としての強みがある。これらの強みを活かして、地域課題解決や地方創生を推進する「地域DX」サービスが次第に広がっている。また、政府は、地方公共団体、民間企業・団体など、様々な主体がデジタルの力を活用して地域課題の解決等に取り組む「デジタル田園都市国家構想」に注力している。

 このような背景から、ケーブルコンベンション関連イベント「ケーブル技術ショー2024」では、開催コンセプトを、『“Let’s join DX with Cable TV!” ケーブルテレビで、地域共創・地域DXを推進』とし、技術展示会、オンライン展示会をはじめ、技術セミナー、会場内オープンステージに加え、新たにオンラインビジネスマッチングを開催する。
 事務局は「業界のサービス実例、最新技術やソリューションなど、ケーブルテレビが提供する各種サービスを地域課題の解決や持続可能な地方の成長につなげるため、関連する事業者やステークホルダーが一堂に会し、それぞれの強みを活かした企業間連携の創出や、販路の拡大、情報収集や交流など、参加される皆様方に、多様なビジネスチャンスを提供していく」としている。

 「ケーブル技術ショー」は、CATV業界を技術面でバックアップし、地域共創・地域DX を推進する最新の技術やソリューション、サービスを一堂に集めた国内最大級のBtoB、BtoG展示会として、2024年開催では、次のような施策を中心に内容の充実を図っていくという。

・新登場!自治体やCATV事業者とのオンラインビジネスマッチング
・出展者紹介と各展示内容説明をセットにしたシンプルなオンライン展示会
・最先端技術を紹介する主催者コーナーと地域DXや業界トレンドが一体化
・大好評の会場内オープンステージを2会場に
・地域DXビジネス対策など、役立つ出展者向けセミナーの開催
・放送・通信業界メディアだけでなく、自治体業界メディアによる集客PR

概要
ケーブル技術ショー2024 公式 Web サイト→ https://www.catv-f.com/

入場料:無料(入場登録制)
来場者数:技術展示会10,000人(見込み)、技術セミナー2,000人(見込み)、オンライン展示会17,000人(見込み)
展示規模:92社、239小間 ※2023年実績