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古河電工が、世界最高クラスとなる13824心の超多心光ファイバケーブルを量産開始

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安定供給でAIの普及を支えるハイパースケールデータセンタの進化に貢献

 古河電工は3月12日、同社グループのLighteraが、ハイパースケールデータセンタ向けに世界最高クラスとなる13824心の超多心光ファイバケーブルの量産を開始したと発表した。
 また、古河電工三重事業所(三重県亀山市)内に光ファイバケーブルの第2工場を開設し、超多心光ファイバケーブルに特化した生産体制を整備、稼働を開始した。
 古河電工は「この体制拡充により、ハイパースケールデータセンタ向けの高密度・大容量ニーズに、より安定的かつ機動的に対応する」としている。

背景
 生成AIやクラウドサービスの普及に伴うデータセンタにおけるトラフィックの急増を背景に、光伝送の大容量化が求められる一方で、データセンタにおける光ファイバケーブルの敷設スペースが限られていることなどから、超多心化が進んでいる。

 こうしたなか古河電工では、独自の技術であるローラブルリボン(間欠接着型テープ心線)を採用した超多心光ファイバケーブルを提供しているが、新設・増設が相次ぐハイパースケールデータセンタからの更なる大容量化へのニーズに応えるため、新製品の開発および量産体制の構築に取り組んでいた。

内容
 ハイパースケールデータセンタ向けに世界最高クラスとなる13824心の超多心光ファイバケーブルの量産を開始した。従来製品と比べて2倍の伝送容量を有する本製品は、直径200μmの細径光ファイバ16本を間欠的に接着させたローラブルリボンを用いた高密度化によってケーブル外径を40mm以下に抑えているため、限られたスペースでの大容量光ファイバネットワークの構築を効率化する。VSFF(Very Small Form Factor)コネクタに対応していることから接続架の小型化・高密度化にも寄与し、さらに、屋外・屋内兼用であることからデータセンタ建屋間の接続によるGPUクラスタの構築などにも対応する。

 また、古河電工三重事業所内に13824心を含む超多心光ファイバケーブルに特化した第2工場を開設し、2月より本格稼働を開始した。これにより13824心を含む超多心光ファイバケーブルラインナップの量産運用が可能となり、生産能力は2023年度比2倍以上となった。
 古河電工は「今後も超多心光ファイバケーブルの提供や関連技術の開発を推進することにより、データセンタの高密度化・大容量化および生成AI時代のネットワーク進化に貢献していく」としている。

13824心光ファイバケーブル

光ファイバケーブル第2工場外観