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検針データ統合管理システムで愛知時計電機と共同開発に合意

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 三菱電機は6月14日、愛知時計電機と電気・水道・熱量等の各種検針データを三菱配電制御ネットワーク「B/NET(ビーネット)」で一括管理するシステムの共同開発に合意した。これにより、自動検針システムを構築するための機器構成の簡素化と、管理コストの低減を実現するソリューションを提供する。

共同開発の背景
 電気・水道・熱量については、従来検針対象ごとに個々のデータ管理が必要だった。今回、三菱電機と愛知時計電機は、これらの各種検針データの統合管理に対応するため、「B/NET」で一括管理するシステムの共同開発に合意した。

開発概要および特長
 愛知時計電機製の水道メータおよび熱量計の検針データをB/NET接続するための変換アダプターを共同開発し、三菱電機製電力量計の検針データと併せて、共通の検針コントローラで一括管理できるシステムの開発を進めたという。

  • 電力量計・水道メーター・熱量計などの検定付きメータの各データを全て統合することで、検針におけるデータ収集装置の設置台数削減と、運用・管理の簡素化を実現
  • B/NET伝送を活用することで、検針用途以外に計測値の見える化や設備のエネルギー管理も可能
  • アダプタ方式を採用することで、メータ設置済みのシステムでも「B/NET」に接続可能
従来方式との比較

従来方式との比較