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秋田ケーブルテレビが古河電工製10G-EPONで商用サービス開始

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 古河電気工業は7月19日、10G-EPONシステム「FITELWAVE® AGX1000」を秋田ケーブルテレビへ納入したと発表した。秋田ケーブルテレビは今年7月より、この10G-EPONシステムを使用したFTTHによるインターネット接続サービスを開始する予定だという。
 「FITELWAVE® AGX1000」は10G-EPON OLTでありながら、国内最小サイズを実現しており、小規模な拠点から大規模な拠点までを同一の装置で構築できることと、現在広く普及している1G-ONU のサービスと10G-ONU のサービスとの混在が可能である点が評価され、秋田ケーブルテレビに採用された。古河電気工業では、コンシューマ用10G-EPON 端末装置の開発を進めており、今後も高速大容量通信を実現するFTTH インフラの構築に貢献するという。

主な特長

既設1G端末を有効活用

 同社の10G-EPON システムは、これまで導入されている1G-ONU「AG20E」、「AG20F」、「AG20R」など従来のD-ONU の接続性を確保している。接続可能な1G-ONUは、プライマリー電話認定を10G-EPON でも取得しているので、OLT 更新を行っても端末交換することなくこれまでのサービスを継続できる。

10G対応D-ONUのラインナップ

 電話サービスが不要な公共施設や企業などへの10Gbpsサービスは、7月末リリースのエンタープライズ用10G-ONUを利用できる。今後、プライマリー電話認定を取得予定のコンシューマ用10G-ONUも開発を進めている。

国内最小サイズを実現

 10G-EPONはポートあたり最大128台のONUを接続し、EIA3U型サブラックに最大24ポートの10G-EPONポートの実装が可能で、EIA3Uあたり最大3072台のONUを収容可能だ。

FITELWAVE® AGX1000

FITELWAVE® AGX1000

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