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Santecが、応答速度を大幅に向上させたLCOS型空間光変調器「SLM-210」を開発

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 santecは1月18日、同社第2世代の液晶LCOS(Liquid Crystal on Silicon)技術を用いた空間光変調器「SLM-200」の高機能製品として、LCOSの応答速度を大幅に向上させた空間光変調器「SLM-210」を開発したと発表した。
 「SLM-210」は、同社従来比20倍以上の高速化となる、応答速度10ms以下を実現している。受注開始日は2022年5月を予定。販売価格は140万円(発表日時点での税抜き参考価格)。

 santecは「LCOSの応答速度向上に伴い、当社特有の優れた高階調度と相まって、光波面補正、レーザ加工用光ビーム整形、バイオセンシング、量子コンピューティングなどの光応用分野での性能向上に貢献する」としている。

「SLM-210」の外観。BiOS/PhotonicsWest 2022で展示される予定だ。

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