BCCリサーチのレポートによると､大規模クラウドプロバイダが開発した利点はハイパースケールデータセンタの世界市場拡大に役立っている｡ハイパースケールデータセンタが主流データセンタに拡大するので､将来的な成長が予測されている｡このシフトは､大規模金融サービス､テレコミュニケーションおよび小売エンタプライズがリードしている｡これらの企業は､その技術が提供する規模の経済と柔軟性を必要としているからである｡
　｢ハイパースケールデータセンタのグローバル市場｣レポートによると､グローバル市場は､2022年までCAGR 20.3%で成長する見込みであり､その時点の市場規模は982億ドルとなる｡
　ハイパースケールデータセンタは､必要最小限の装備だけを残した､商用､市販のコンピューティング装置で構築され､数100万の仮想サーバを持ち､物理スペース､冷却と電力を削減しながら増え続けるコンピューティング需要を収容している｡ハードウエアの節約は､ビジネスの必要性を満たすカスタムソフトウエアに代価を払うことができる｡
　市場の主要プレイヤは､AT&T Inc., Cisco Systems Inc., DataCore Software, Equinix Inc., Fogo Data Centers, Global Switch, Hewlett-Packard Enterprise, IBM, Juniper Networks, Lenovo Group Ltd., The NEC Group, Oracle Corp., Pivot3, Quantum Corp., Radware, SanDisk, Tintri Inc., Violin Memory and Western Digital Corpなど｡