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日本企業向けに100Gbpsコネクティビティ・ソリューション提供【Colt】

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 法人向け広帯域ネットワークをグローバルで展開するColtテクノロジーサービス(以下、Colt)は2月22日、エンタープライズ企業、金融機関、クラウドサービス・プロバイダのニーズに応えるため、日本で100Gbpsネットワークソリューションを拡張することを発表した。今回、東京近郊の印西データセンター近辺のネットワークを強化することにより、増大し続けるユーザのニーズに応えることができるようになる。 

 日本でのネットワーク拡張は、世界のトップ100Gbps都市でのプレゼンス強化というColtの戦略の重要な一角を担っている。2017年、Coltは日本でオンデマンドサービスの提供を開始し、広帯域のクラウドベース・アプリケーションのニーズにあったスケーラビリティと柔軟性を併せ持つインテリジェント・ネットワーク・ソリューション分野で足場を固めている。さらに同年の名古屋でのメトロエリアネットワーク(以下、MAN)提供開始に伴い、Colt IQネットワークにつながるMANの総数は50に達した。「プロテクトあり」の国内バックボーンネットワークおよび、東京と大阪の既存メトロネットワークで、Colt IQネットワークは日本の主要都市をカバーしている。またアジア、ヨーロッパおよび北米の200以上の主要都市との接続を提供する。

 アジアでの帯域需要は、特に広帯域接続およびSDNベース・ネットワーク・ソリューションを求めるクラウドサービス・プロバイダなどからの需要が高く、今後も大きく伸びると予想されます。シスコ・グローバル・インデックス(Cisco Global Cloud Index: Forecast and Methodology 2016-2021)調査では、データセンターベース・トラフィックは2020年までに倍増し、2017年には11.6ゼタバイトだったトラフィックが2021年には20.6ゼタバイトに増え、トラフィックの95%がクラウド関連のトラフィックになると予想されています。

 Colt 代表取締役社長の日置健二氏は「Coltは東京だけでも70のデータセンタを接続している上、アジアにおける接続ソリューションを企業向けに提供している。印西データセンタを中心としてネットワークを強化することにより、ユーザのビジネスニーズに応える。このことは、よりよいネットワークを提供していく、というColtの強い意志を示している。企業の皆様にはオンデマンド機能をご利用いただき、最適な効率およびスケーラビリティのクラウドを活用いただける。また、Colt IQネットワークを利用したColtオンデマンドサービスにより、お客様ご自身でネットワークを自由にコントロールできるようになり、機動性が高まる」とコメントを出している。

 印西データセンターは大きな地震にも耐える設計となっており、ミッションクリティカルなサービスや災害復旧での利用にも適しており、災害時にも確実にネットワークを提供する。